◆間宮由美 委員 時間がないので確認だけさせてください。一つが学校給食の栄養士についてです。江戸川区の学校給食は誇りだということで、教育委員会もおっしゃっているところですが、その誇りをつくっている要素の一つとして、栄養士の全校配置というのがあると思います。これについては、来年度このままの体制でいくということでよいのかどうか。それから、これからの見通しについてお聞かせください。
二つ目には、公立幼稚園についてです。これも4園残すという方向についての変更はないかどうか。
それともう一つは、障害児が非常に多くなっていると思います。その介助員については今はいないと思いますが、その方向性ですね。つけていく必要があるのではないかということについて、御意見をお聞かせください。
◆原野哲也 教育推進課長 今、委員おっしゃったことにつきましては、政策としていろいろかかわる部分でございますので、内部的にはいろいろな角度から検討中でございます。
4園につきましても、栄養士につきましても、今私が申し上げたような状況でございます。
障害児につきましては、学務課長から。
◆土屋典昭 学務課長 発達障害児童の幼稚園児等も実際に増えているのは事実でございます。各園とも今の園内の人員体制等で工夫をして受け入れているのも事実でございます。どちらかの委員会で必要があればということで御質問があって、私も園の体制とかそういうのを総合的に見て、必要があればそれも考えていくという回答をしております。実際に区立、公立幼稚園で障害児を受け入れしますという、そういうメッセージはなかなか出しにくいという問題もございます。ただし、現実的に困っている部分もございます。その辺をこれから十分検討して具体的に、これも予算がかかることですので、今ここですぐお答えはできませんけれども、そういう状況の把握と、今いる体制の中で努力はさせていただくということでお願いいたします。
◆實方健 教育長 まず、栄養士の全校配置であります。今、御質問にありましたように、江戸川区の学校給食というのは高い評価を受けておりまして、ここに力を入れてきて、それを支えているというのはおっしゃったとおりだと思います。ただ、学校給食のそれぞれの学校の特徴を維持するのに、各校に栄養士の方々が1名必ずいなきゃいけないかどうかということについては、私は検証の余地があるというふうに思っております。こう申し上げても、来年度早々にどうこうするという話ではなくて、それは横へ置きまして、ただ学校給食に力を入れているから、全校配置は絶対堅持するんだということまで言い切れるかどうかですね。そこのところはよく実態と、もちろん学校給食の江戸川区の特徴は維持、あるいはそれ以上にしていかなきゃなりませんので、その辺の兼ね合いで検討の余地はあるだろうというふうに思います。
幼稚園の特別支援を要するお子さんについて、これは悩ましいところであります、正直申し上げて。今そういうことで、できる範囲で対応させていただいているというふうに申し上げたのは、学務課長が言ったとおりです。ただ、これを公式に配置を表明して、さあどうぞということになりますと、言い過ぎかもしれませんが、江戸川区の実情を考えますと、区立幼稚園がそういうお子さんだけの幼稚園になってしまわないかということも一方であるのではないかと。そういうことも考えていかなければならないのではないかというふうには思っております。決してそういうお子さんが特別だということを申し上げているわけではなくて、区立幼稚園が5園で、私立幼稚園に依存してきているというのは皆さん御承知のとおりです。私立幼稚園はどちらかといいますと、そこのところを人件費がかかるものですから、なかなか受け入れていただけないというような、そういう現実もあるというふうに思っております。そういう中で、江戸川区としてどういうふうにはっきりした方針を出すかというのは、冒頭で申し上げたように、ちょっと悩ましいところであるというのは事実でございます。
◆間宮由美 委員 議論は決算特別委員会もございますので、そちらに譲ります。
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