江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
https://www.mamiyayumi.com

都営住宅問題についての対都交渉

2009-12-02 | ご相談のこと
この日午後から、東京都庁の議会棟大会議室で、
都営住宅問題についての対都交渉がありました。
日本共産党都議団、生活と健康を守る会の主催です。
私も、河野ゆりえ前都議とセバタ勇団長と、
そして都営住宅にお住まいの方と一緒に出席しました。

都営住宅においては、問題が山積みです。
子どもへの承継が、できなくさせられてしまった問題。
新しくつくられた建替えのための住宅は、タンスなどを捨てなければ、
介護ベッドも置けないほど、従来よりも狭くなっている問題。
建替えに伴い移転を余儀なくされる人たちに対しての説明が遅く、
半年後には出て行くようにと一方的に言われている問題などなど。

先週も20代の女性からご連絡を頂いたばかりです。
彼女は、お父さんと一緒に暮らしていましたが、
去年の夏、お父さんが急逝されました。

都は、承継はできないので、半年以内に出て行くようにと言いました。
しかし、20代の彼女に貯金があるわけでなく、半年で転居費用を工面できる見通しはありません。
しかもこれから彼女が一人で暮らすとなれば、それ相当の狭い部屋になるでしょう。
お父さんとの思い出のソファーは持っていくことができないのです。

おとうさんが亡くなって悲しいときに、
出て行きなさい、そして思い出も捨てていきなさいとは、
なんて非情なことでしょう。

今、東京都や住宅供給公社と話し合いを続けています。

このような問題は、東京都中に充満していて、
今日のこの交渉の席でも、
「公園に新顔のホームレスの人がいるという話を聞き、行ってみると、
親ごさんが亡くなり、転居費用もないため、そのままホームレスになってしまった」
という男性のことを訴えている方もいました。

東京都の回答は、決めたことだから・・・と。
現実の東京都民の状況を良く見てほしいと、怒りでいっぱいです。

交渉後、立ち寄ったトイレ。
議会棟の議員控え室のそばのトイレです。
何畳あるんですか。
なんで、トイレの中にまで、手洗いの水道を設置しているんですか。
なんで、造りがこんなに豪華なんですか。
このトイレを使っている議員さんたちが、石原都知事の出した政策にOKされたんですよね。

許せない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 抽選 *「釈迦内棺唄」 | トップ | 第95号陳情 区立松本保育園... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿