江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
https://www.mamiyayumi.com

学校図書館に、専任司書の配置を(本会議)

2010-02-22 | 図書館のこと
日本共産党 2つ目は、学校図書館についてです。
江戸川区は「読書」を「人生を生きていく上での大きな力」になるとして、読書改革プロジェクトを立ち上げ、子どもたちの読書活動を強力に推進していく。そのために「読書科」を立ち上げる。ということを、今定例会の所信表明で、区長が述べられました。

読書を大事にするのであれば、それにはなにより、学校図書館への専任司書の配置がどうしても必要です。図書館にいて、強化との連携ができる人、すべての学年の授業に精通しているからこそ、より良い資料を選び、子どもたちにアドバイスをすることができるのが専任の司書です。その仕事は、担任をもちながらの司書教諭では、無理です。

学校図書館を、より豊かな、本との関わりをもてる場として、子どもたちの育ちにつながることができる場とするために、すでに23区の中で、14区が専任の図書館司書を配置しています。
学校図書館については、専任司書の配置をすべきと考えます。いかがでしょうか。


教育長 学校図書館の専任司書についてのご質問でございますが、現在、ご承知のように専門性を持った司書教諭を、中学校1校を除きまして全校配置をしているところでございます。その先生方を推進役にいたしまして学校全体を読書で活動に取り組むという事でございます。学校応援団としてのボランテイアの参加を得たり、あるいは区立図書館と連携をして充実を図ってきたところでございます。成果の上がってきているところも増えてきているのが現状でございます。

私どもとしては一人の専任司書を置くということではなくて、学校と地域の方々保護者のいわゆるボランテイアを応援を得て、しかも区立図書館ともさらに連携をして読書活動をさらに積極的に進めるという考え方は変わっておりません。学校図書館ボランテイアの方々の横の連携も大変進んできておりますし、読書プロジェクトにも参加をいただくなど、私どもとの連携もすすんできておりますので、この方針ですすめてまいりたいと思います。したがって、いま、専任司書を設置する考えはございません。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 図書館は指定管理にはなじま... | トップ | 国民健康保険料の更なる値上... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ボランティアママさんへ (yumi-M)
2010-06-06 01:26:42
お返事遅くなってごめんなさい。
現場の貴重なご意見をありがとうございました。

ボランティアの方々の努力を励まし、子どもたちのためによりよい学校図書館をつくっていくためには、
どうしても専任司書の配置が必要だと思っています。
ですから、こうして、ボランティアをしてくださっているママさんからのご意見はとても大事です。

私は今年、文教委員になりました。
今年こそ、専任司書を配置できるようがんばりましょう。
また、さらに具体的なご意見をどうぞお聞かせくださいね。

以下は、専任司書について述べてきた意見です。
コメント欄からはとばないので、お手数かけますが、
下のURLをコピーするか、あるいは、左にあるバックナンバーから日にちを特定してごらんになってみてください。

学校図書館に、専任の司書教諭を(8月の子育て・教育力向上特別委員会)2009-08-06
http://blog.goo.ne.jp/mamiya-yumi/e/64e5c4e8b64f6ce0936e025f44a82190

専任司書教諭の必要性 (青少年問題協議会)2009-09-11
http://blog.goo.ne.jp/mamiya-yumi/e/32ba0344d337b6c85598da5249e778c1
返信する
残念です・・・ (ボランティアママ)
2010-06-02 15:08:29
江戸川区の小学校で図書ボランティアをしている母親です。

小学校のママさんたちは働いている方も多く、平日昼間の図書ボランティアに参加できるお母さんは数少なく、今、3~4人で活動しています。
この人数では、図書の整理や整備をするだけであっという間に2時間経過・・・子供たちにとって果たしていい読書環境をつくってあげられているのか・・・?
図書室の壁面装飾やお勧めの本の紹介など、やってあげたいことはたくさんあっても、専門知識のないボランティアでは活動に限界があり、「誰かのアドバイスが欲しい~」といつも願っています。

司書教諭の資格をお持ちの先生に相談しても、担任や専門教科をお持ちのため、お忙しく、こちらが色々な相談を持ちかけるのにどうしても遠慮がちになってしまいます。

教育長さんは、学校のどんな様子をご覧になって、連携が大変進んでおられるとお思いでしょうか?
地域や保護者のボランティアだけでは読書活動を積極的に進める活動をするには無理があります。

先日、私が所属している「学校図書館を考える会in江戸川」の活動の一環として。市川市の小学校の図書館を見学しました。
市川市は、教育委員会内に教育センターがあり、その教育センター内に「学校図書館支援センター」があります。もちろん、もう何年も前に専任の学校司書を市内の全小・中学校に配置済みです。

私が見学した小学校の図書館も行政と学校(担任や司書教諭)と専任司書の連携が取れたとてもすばらしい、まさに「生きている学校図書館」でした。
「専任司書」がいる図書室はこんなにも温かみがあり、子供たちと本を自然にしかも強力に結び付けているのかと感心しました。

我が校の図書室にも専任の司書の方がいれば、子供たちも図書室にもっと足を運びやすくなるだろうし、私たちボランティアとしてももっと活動しやすくなるだろうとうらやましい気持ちでいっぱいになりました。

私たちボランティアは教育委員会の方と連携が取れているという実感は正直言ってありません。「読書科」を設置しても、実際の子供たちは「図書」の時間にただ図書室で本を読むだけ・・・。

本当に専任司書の必要性をひしひしと感じています。
江戸川区にも、まずは、市川市のように、行政としてしっかりとしたサポート体制をつくっていただき、その中で、地域や保護者が活動できる環境を是非整えていただきたいと思います。

それが、未来を担う子供たちの「心」「生きる力」を育むことにつながるのではないでしょうか?
返信する

コメントを投稿