江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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羽根田選手の日本初の銅メダルと、東京五輪でのカヌー・スラローム施設 

2016-08-10 | 環境のこと



2020東京五輪での、カヌー・スラローム施設は、私たちの江戸川区に設置予定です。生態系などとの関係で、3年前に注視し、提言し、話し合ってきました。そして、2年前、木も、鳥たちも、守る方向で、政治が動いたのでした。

羽根田選手が、この東京・江戸川の地で金メダルをとることを、心から楽しみにしています。また、オリンピック後の施設の利用方法についても、検討をしていかなければと、あらためて思いました。

カヌー(スラローム・カナディアンシングル)で日本史上初の銅メダル!羽根田選手おめでとうございます!

日本は、1964年の東京大会から参加し、このリオで初のメダル獲得。羽根田選手は、カヌーの本場スロバキアに高校卒業後10年間単身で渡り努力を続けてこられたそうです。その後、北京14位、ロンドン7位、そしてこのリオで3位銅メダル!次の東京五輪での金メダルが視野に入ってきました!

さて、東京五輪での、カヌー・スラローム施設は、私たちの江戸川区に設置予定です。

その話が持ち上がった2013年から、当初の「葛西臨海公園」でいいのか、生態系を破壊してまで、ここにつくらなければならないのかということを議会でも話し合いを続けてきました。

私も、その年の12月、「葛西臨海公園の東京オリンピック、カヌー・スラローム施設予定地を見に行く会」を、 寿光院の大河内秀人ご住職と一緒に呼びかけ、日本野鳥の会の方のご案内で行いました。

葛西臨海公園は、数・種類ともに、東京で最も多くの野鳥に会うことができ、また、渡り鳥にとって重要な繁殖地・中継地・越冬地のすべての要素を持ちあわせる野鳥の宝庫です。

東京都はこの場所に、2020年に開催されるオリンピックの、カヌー・スラローム競技場を建設しようとしていました。

急流を下るカヌー・スラローム施設のために、莫大な水、エネルギー、資金を費やして、25年かけて育み織りなしてきた「いのち」を壊すことの是否を、真剣に問う必要があると考えたのです。

写真のくすのきは、葛西臨海公園で二番目に大きな木。しかし、野鳥の会への都からの返答によると、この木もどうなるかはわかりませんでした。臨海公園にある2万本の木のうち、一体何百、何千本が切られてしまうかについても、当初、東京都からの回答はなかったのです。

2013-12-01「カヌー・スラローム施設予定地を見に行く会のご案内」

その後、区としても葛西臨海公園の自然を守る立場に立ち、区長からも都への要請を何度もされ、そして、「それほどの自然破壊にならないはずなんですよ」などと言っていた都知事から、6/17、東京都議会の場で、隣接する場所への変更準備ををすすめていると明言されたのでした。
25年かけて作った自然を守ろうというたくさんの声が、都の計画変更につながった日でした。

木も鳥たちも守られる!
全国から、安堵の声をいただきました。

2014-06-17「木も、鳥たちも、守られる!」

2013-11-08「それほどの自然破壊にならないはずなんですよ」都知事

自然を守りながらのカヌー・スラロームの施設づくりが始まります。羽根田選手が、この東京・江戸川の地で金メダルをとることを、心から楽しみにしています。

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