江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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■1,063区画のお墓:2

2009-03-25 | お墓のこと
5時からの、区の保健所と都市開発部から説明を受ける会には、
議員もご一緒できることになったので、
なるべくたくさんの会派の方で、最初から関われることが必要と思い、
同じ福祉健康委員会の委員には、生活者ネットさんと手分けをして声をかけました。
急なことでしたが、この日、住民のみなさんの催した会には、
生活者ネット・無所属クラブの新村いく子さん、自民党の早川和江さん、
日本共産党の地元の小俣のり子さん、そして私の4人で、うかがうことができました。

保健所と区から、条例の説明を受けたのち、
参加されたみなさんからの質問が、途切れることなく続きました。

住:「隣接住民等に対して、説明してください。」と書かれているが、
  図を見ると、墓地に接している所だけの範囲だが、それ以外は隣接地ではないのか。
区:接している人だけに説明の義務があるということ。
住:もし、隣接地が賛成で、それ以外の人がみんな反対だったとしても許可するのか。
区:違反がなければ、条例にもとづき許可せざるを得ない。

「墓地・納骨堂の手引き」が、保健所から出されています。
これによると、「隣接住民等」というのは、
「建設予定地の隣接する土地(隣接する土地と同等の影響を受けると認められる土地を含む)
またはその土地の上の建築物の所有者及び使用者」と書かれています。

しかし、その土地の所有者・使用者は、
業者との話し合いをしなければ土地の売買ができませんから、
説明を受けているのは当然のことだと思います。
むしろ、「影響を受けると認められる土地」というのを、
このような範囲に限ることが、おかしいのではないでしょうか。

影響というのは、建設地一帯です。交通渋滞も、景観上のことも、治安も、
何もかも影響を受けるのが、隣の家の人だけという考え方自体には、
問題を感じます。

これを決めているのは、東京都の条例のようですので、
そこを変えることを都にも求める必要があると思います。

住:お墓が先にあって、そこを買ったんではなく、住宅地だから買ったのであり、
  あとは知りませんでは困る。
住:お墓の前は訳あり物件として、売れなくなると言われている。
  補償をしてもらえるのか。どんな思いでマイホームを買ったかわかってほしい。
住:この条例は、宗教法人のお坊さんは悪いことはやらないだろうということでつくった
  最低限の軽いものではないか。今は、お金儲けとして墓地をつくる人もいるわけだから、
  条例は変えなければいけないんではないか。
住:反対の署名を集めたら、区長は動いてくれるだろうか。
住:町会あげて、区には協力している。ゴミだって、回覧板だって、
  条例に決まってなくても、自分たちは、快く引き受けてきている。
  それなのに、住民が困っているときに、区は、条例で決まっているから
  許可しますというのは、ひどい。
住:駅前にできるとなったら、区は許可するだろうか。
  きっと、役所は墓地をつくらせないだろう。
住:ここの5叉路は、大型トラックでの死亡事故もあった所。
  1,000ものお墓ができたら、交通渋滞で大変なことになる。 
住:どうしたら許可がおりないかを聞きたいのだ。

篠崎と本一色では、陳情が出されたあと、お墓ができていないということも、
住民の方は聞き取ってこられていました。

みなさんの思いを大事にすることが、私たち議員はもちろんのこと、区にも求められています。
住民の方々と、車座になって話をお聞きし、さらにその思いを強くしました。

次の福祉健康委員会は、4月16日(木)午前10時からです。
多くは、まとめに入っていく委員会となりますが、
6月の建築確認申請の前に、急いで結論を出さなければ、
住民のみなさんの思いに応えることはできませんので、
この日もしっかりと論議をすることを要望しましょうと、
議員同士でも話しました。






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