原爆犠牲者追悼式

「こんなに暗くてツラいあやまちの歴史を
二度と繰り返してはいけない

私達中学生は、直接戦争を体験したことはありません。しかし、様々な場面で
戦争が残した深い傷跡を見たり、聞いたりして、戦争の恐ろしさについて学んできました。・・・」
葛西第二中学校の生徒代表の言葉です。

被爆６１年目の今年、「原爆犠牲者追悼碑の会」のみなさんの主催で行なわれる追悼式は、
２６回目を迎えました。

葛西区民館そばの滝野公園にある、原爆犠牲者追悼碑には、
千羽鶴が手向けられ献花がされます。

ご挨拶に立たれた、元教育長の方は、９０歳になられたそうです。
二度と過ちを繰り返さぬために、繰り返し繰り返し戦争の傷跡について語り続け、
これからも語り続けてゆくのですと、お話くださいました。

直接、戦争を体験しないでこれたことはどんなにすばらしいことでしょう。
戦争をしない、武器を持たないとうたっている「憲法９条」が、日本にはあるからです。
これからも未来永劫、戦争の惨禍を二度と起こさないように、
核兵器廃絶と、地球上のどこにも平和が訪れるように、
今を生きる私達が何をするのか、役割はとても大きいのだと思います。

「平和のための戦争展」
８月５日（土）午前１０時～午後６時
　　６日（日）午前１０時～午後５時　　タワホール船堀１回展示場・入場無料
戦争パネル展・戦争・被爆体験の証言・ビデオ上映「証言　中国人強制連行」
「証言　２０世紀からの遺言・若者が問う侵略戦争」など