江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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ごみを追う② ごみの分別

2008-04-22 | 議会のこと
清掃工場をあとにして、次に向かったのは、
資源として回収する方のプラスチック、容器包装プラスチックの中間処理施設である、
「江環保(えかんぽ)エコセンター」(江戸川環境保全事業協同組合が運営)です。

プラスチックを、燃やすものと資源化するものとに分けることになった4月に開業。
資源として回収する方のプラスチックを回収して、
次の処理施設へ向かう準備をしています。

資源となる容器包装プラスチックとは、
■銀色の部分のない、汚れていないもの
■たとえば、洗わなくてもきれいな卵の入っているパック、スーパーのレジ袋
■さっと洗って汚れの落とせる豆腐やスープなどの入れ物、などです。

しかし、資源にはならない、汚れたもの、
あるいは銀の部分(アルミの部分)のついたものも混ざってくるので、
それを、手作業で分別していました。

汚れたものから発せられる強烈な臭いの中での作業をみて、
これはぜひたくさんの人に見てもらう必要のある場所だと思いました。

この大変な作業を見たら、
家庭でごみを出すときに、汚れたものを一緒にはとてもできないと思いました。

しかし、いくつかの疑問も残りました。
■江戸川区民66万人から出される資源ごみは、
手作業で、数人で行なえるほどの量なのだろうか。
資源にするといったのに、燃やすごみに入ってしまっているのではないか。

■ここでの仕分け作業の後に向かう次の施設は、
JFE環境(旧日本鋼管の子会社)。
ここでは、コークスなどの燃料の代替品を作っているとのこと。
燃やす資源にしている。
それは効率的?お金もかからない?
これだけの手間を経て、手に入れている燃料の値段は?誰が買っているの?

■大量生産・大量消費をしなければ、たくさんの燃料にはならない。
ということは、結局は、ごみを増やすことにつながってはいないのだろか?

■ごみを減らすことが、地球環境にとって切実になっている現在、
やっぱり求められることは、ごみを作り出す企業のモラルと
生産者としての責任ではないのでしょうか。

さらに、ゴミを追っていきたいと思います。
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