本会議質問② 駐車違反の取り締まりは実態に即したものに

■駐車違反取り締まり強化に伴う仕事への影響

医療や介護関係の方からは、発行されている駐車許可証が
現実的ではなく困っているという声を聞きます。
許可証は、時間と場所が決められており、緊急に対応しなければならない人が
出たときには使うことができないというのです。

２月１５日の朝日新聞では、訪問看護ステーションの車が訪問先で、駐車違反と
されるケースが相次いでいる問題で、昨年９月から１１月までの３ヶ月で
全国１２６の事業所が取締りを受けていたことが、全国訪問看護事業協会の調べで
わかったと、取り上げられていました。

区内でも、「具合が悪いとの連絡を受けて駆けつけたが、違反をとられた」
あるいは、「介護ベッドを運んで、使い方を説明している間に、取り締まりを受けた」
などの例はいくつもあります。

駐車違反を認めるものではありません。
しかし、緊急時の訪問看護などあることがわかっている職種などについては、
現在発行されている許可証を、現実性 のあるものに改善することを、
警察に求めていただきたいと、質問しました。

また、商店街からは、お客さんが減っている、あるいは、荷おろしに来た人と
世間話もできなくなったという声が届きます。

商店街の要望は様々ですので、パーキングメーターの設置、駐車場の設置、
あるいは荷おろしのための駐車場の確保、時間を区切った十五分許可証の発行など、
区が率先して商店街との相談を進めていただきたい。
そして、必要な警察への提言をしていただきたいと、求めました。
　
区長からは、警察もそういうことに関しては、十分考えるとこれまで言ってきたので、
具体的なことがあれば再度要望する、という答弁がありました。

各団体から声をあげ、実態を伝えていきましょう。