江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
https://www.mamiyayumi.com

区立小岩第1幼稚園の廃園計画について

2009-09-24 | 保育園・幼稚園のこと
本日、教育委員会が説明に来てくださいました。
それによると、決定してからもってきたとは言ってほしくないので、
議員にも先に説明することなく、まず保護者のみなさんに、
現在の園の状況について、このままいけば廃園になるということを
説明をしたとのことでした。

その状況というのは、園児の数が、平成11年からずっと
減ってきているとのこと。収容可能数70人に対して、
17年37人、18年23人、19年22人、20年26人、
そして、今年の入園は、9人。
途中2人の入園があり、現在11人とのこと。

まわりに6園の私立幼稚園があるが、ここ3年間を見ると、
どこも減ってきているので、減少傾向は回復しないだろうと見ているとのこと。
そして、募集の時期も迫ってきたため、当該幼稚園の保護者に話をしたとのこと。

また、10月20日付け広報えどがわには、来年度の募集はするが、
23年度は園児募集をしない予定であると書き入れるとのこと。
24年度3月に閉める。閉鎖後のことはまだ考えていない。

教育委員会は、
決定をもっていくのではなく、状況の説明をまずしたということでした。
でも、お話をうかがうと、決定していることであるとしか受けとれません。

しかも、10月には、園児募集はストップすることを書き入れるということは、
やはりあまりに、性急すぎる話ではないでしょうか。

園児が減ってきている背景には、
保育園の待機児は年々増加していることから考えても、共働き家庭が増え、
低年齢児からあずけたいという要望が大きくなっているからであると考えられます。
区立幼稚園は、4歳児、5歳児だけです。だから、どんなに良い幼稚園であっても、
区民の生活の要望にはあっていないということではないでしょうか。

私たちは、幼稚園でも、せめて3歳児からの3年保育の実施をと訴えてきました。
しかし、今まで長い間とってきた基本姿勢なので変えられない、と言います。
なぜでしょう。
区民の願いを真正面から受け止めて、変えることは、何も悪いことではないはずです。

決算特別委員会も始まります。
その中で、24年3月をもって廃止という計画については、
見直しを迫る必要を感じたところです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あおむし | トップ | 小松川ジャンクションによる... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿