粉ミルクの配布をぎりぎり課税世帯まで広げてほしい（健康費／予算委員会）

間宮由美　母子栄養食品支給費に関わりましてうかがいます。粉ミルクの件なんですが、江戸川区は、母子栄養食品として、非課税世帯の妊産婦、あるいは低体重児に粉ミルクをくださっています。

対象の非課税世帯の妊産婦についてですが、実は、課税はされているが、ぎりぎりの世帯というのが増えています。私がうかがった子は19歳で赤ちゃんを産むときでしたが、その女性は、夫と赤ちゃんと、父親とお兄さんと、ふた間しかないところで暮らしている状態でした。ぎりぎり非課税ではなかったために、また子どもも低体重児ではなかったので、粉ミルクはもらえなかったのです。彼女にしてみると、暮らしの便利帳を見て、粉ミルクがもらえるかもしれないと喜んでいたところが、もらえなかった。

乳児を安全に育てるためにも、非課税世帯ということだけでなくて、もう少しぎりぎりの課税者のところまで広げていただくようにと思いますが、いかがでしょうか。


健康サービス課長　母子保健法の中に、栄養摂取の必要なものという項目があり、非課税であったり、低体重児で、特に栄養強化が必要な方が対象ということになっていますので、それにそった形で行なわせていただきたいと考えています。


間宮由美　母子保健法の中にあるのはそこだと思いますが、実際にぎりぎりの生活をしながら育てようとしている若い人たちが増えてきています。ぜひ乳児のためにも、もう少しそこの枠を区として開いていっていただきたいと思いますので、ご研究をお願いします。