◆間宮由美 委員 5ページの学校施設の整備についてです。先ほどご報告いただきましたが、指名停止が今年度3件ということで、今年度たまたま多かったということが都市開発部施設課のお話だったということですけれども、私がお聞きしたかったのは、単にその業者だけの問題なのかどうかというところをきちんと出さないといけないのではないかと思ったからでした。私自身は、日本独自の多重下請け構造にも問題があると考えていますが、今回、江戸川区内であった誤配管、足を子どもが切る、また、お昼のボヤは、指名停止は受けたということですが、実際に業者とは、例えばどうして足を切らずに済んだのか、あるいはどうしたらボヤを起こさずに済んだのか、という話し合いはされているのでしょうか。
■森淳子 学校施設担当課長 この処分につきましては、契約の部門でやっておりますので、私どもが発注した工事をやる業者というのは、ある程度の基準を受けて、登録を受けているものでございます。工事の実施についても、その基準の中でやっておりますので、ある程度以上の条件を満了したものというふうに考えております。
◆間宮由美 委員 どうしたらこれらの事故を起こさずに済んだかということを改めてその業者と話はされたかどうかということをお聞きしたんです。
■森淳子 学校施設担当課長 お話がちょっと十分ではなかったかと思うんですけれども、契約部門と資格についてお話をしておりますし、この工事の実施につきましては、先ほど言いましたように、都市開発部の施設課の現場指導という形で十分にお話をしているところでございます。
◆間宮由美 委員 失敗はあっちゃいけないけれども、絶対ないということでもないと思います。
あっちゃいけないんです、学校の中では。でも、あったときに、次につなげないためには、一つひとつのことがどうして起きたのか、どうしたら起きないようになるのかということを業者とともに考えることも必要ではないかと思ってお聞きしました。
例えばボヤが昼に起きた、これは熱いものを切って、金属をそのまま置いておいて、一人も残さず全員がお昼に出てしまった、そのことによって金属から近くのものに燃え移ってしまったということで、熱いものを残していってはいけないと、本当に最低限のことだったと思うんですけれども、やはりだれかが残るなどすべきであった、また、金属を冷やすなどすべきであったという、そういった細かなことを一つひとつ確認しておくことが必要ではないのかと思ったのでお聞きしたところです。
基準登録を受けているといっても、こういうことが起きたものですから、これまでこういうことがあったが、こういうことがないようにということで、次の業者にも引き継いでいくことがあってもいいのではないかと思いました。
■森淳子 学校施設担当課長 今、間宮委員のおっしゃったことはもっともでございまして、それについては十分やっているというふうに報告を受けております。
◆間宮由美 委員 十分やっているというお話が先ほどから何度かあったんですが、その中身が少し見えない。都市開発部にお任せしているということでしたので、そこをもう少し詳しくお聞きしたいということを思ったのです。
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