始まりは解体工事。
いきなり始まった騒音と振動に驚いた住民の方々からご相談があったのは、去年の 秋のこと。
そこから、解体業者との話し合いを重ね、ようやく解体工事は終了。そして、その後、いよいよ建設工事の開始とのことで、住民の皆さんと、改めて会を立ち上げた。
建物自体についての話し合いを何度も重ね、隣家と近接しているバルコニーなどは外すなど、住民の要望も取り入れられた。
そして、いよいよ、工事が始まる際には、住民、建築主、建設業者、三者による協定書も交わすことができた。
着工からは、毎月1回最終週の土曜日朝9:30から、会と建設業者との話し合いに移っている。
建設業者「冨士工」さんとの話し合いは非常にスムーズである。
わたしは思う。相手を負かしてやろうとか、相手の話を一切聞かないとか、自分が正しいのだ、などと思っていたら、話し合いにはならない。
そうでなくて、お互いに分かり合うために話し合いをする、ということを根本に持っていれば、良い方向に進んでいく。
「冨士工」さんは、その立場でいてくださる。
住民が望んだ「騒音計・振動計」。
これは、話し合いの成果。宝物だと思う。
工事はようやく順調に進み始め、8月末までは40mの本杭を毎日1本ずつ打つ工事となる。船堀の地盤は柔らかいため、マンションの躯体を支えるための杭の長さと本数が必要になる。その後、重機を置くための構台杭を打つことになる。
今日、会の世話人さんと一緒に写真を撮ったのは、世話人のおひとり、Kさんの引っ越しが決まったから。10数年探し続けていた地がようやく決まったそうなのだから、快くお見送りをしなくては。
Kさんさんは、とても一生懸命で、勉強をして毎回きちんと意見を述べ、全体を牽引してきてくださった方。マンションが出来上がったら、Kさんにも来ていただいて、みんなでお疲れさん会をいたしましょうね。
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