数日前の敬老の日、愛知県で脳梗塞を患った88歳のだんなさんが、
「介護に疲れた」という走り書きを残して奥さんの首を絞め、ご自分は首を吊りました。
昨年には、福井県で80歳のだんなさんが、認知症の奥さんと一緒に、
使われていない焼却炉に横になりました。
そして、京都地裁が執行猶予付きの温情判決をくだしたのは、仕事をやめて介護をしていたものの
生活に困窮した息子さんが、昼夜逆転のお母さんを車いすに乗せ、京都市内を歩いて、
最後の親孝行をした後に、母の首を絞め、自分も自殺を図った事件でした。
「生まれ変わってもまた母の子に生まれたい」と言った息子に対し、
裁判官は「朝と夕、母を思いだし、自分をあやめず、母のためにも幸せに生きてください」と語りかけたと言います。
1万円の工賃をいただいて、3万円の支払いをすることになった知的障害の女性のお母さんは、
「私がこの子を産んだのがいけなかったのです」と涙を流しました。
きっと彼女を産んだときにお母さんは筝いう思いを持ち、でも、そんなことはない、
この子とともに、社会の中でいき続けようと、乗り越えてきた思いだったと思います。
しかし、自立支援法ができたことでまた同じところに戻ってしまった。
お母さんがいけないんではありません。国の政策が悪いのです。
こんな悲しい事件やこんな悲しい思いを持つ人が出なくてよいように、国の政策が悪ければ、
一番身近な自治体が、力になってあげられるように、ともに考えていただきたい、
そういう思いで、今回の質問をしました。
持ち時間は20分。区議団全員で何度も何度も会議を重ねて質問をつくり上げ、
登壇ぎりぎりまで、どう組み立てたら共感を広げ、要望を実らせていく方向につながるか、
相当に緊張した時間を積み重ねての、本会議質問の質問です。
(つづく)
「介護に疲れた」という走り書きを残して奥さんの首を絞め、ご自分は首を吊りました。
昨年には、福井県で80歳のだんなさんが、認知症の奥さんと一緒に、
使われていない焼却炉に横になりました。
そして、京都地裁が執行猶予付きの温情判決をくだしたのは、仕事をやめて介護をしていたものの
生活に困窮した息子さんが、昼夜逆転のお母さんを車いすに乗せ、京都市内を歩いて、
最後の親孝行をした後に、母の首を絞め、自分も自殺を図った事件でした。
「生まれ変わってもまた母の子に生まれたい」と言った息子に対し、
裁判官は「朝と夕、母を思いだし、自分をあやめず、母のためにも幸せに生きてください」と語りかけたと言います。
1万円の工賃をいただいて、3万円の支払いをすることになった知的障害の女性のお母さんは、
「私がこの子を産んだのがいけなかったのです」と涙を流しました。
きっと彼女を産んだときにお母さんは筝いう思いを持ち、でも、そんなことはない、
この子とともに、社会の中でいき続けようと、乗り越えてきた思いだったと思います。
しかし、自立支援法ができたことでまた同じところに戻ってしまった。
お母さんがいけないんではありません。国の政策が悪いのです。
こんな悲しい事件やこんな悲しい思いを持つ人が出なくてよいように、国の政策が悪ければ、
一番身近な自治体が、力になってあげられるように、ともに考えていただきたい、
そういう思いで、今回の質問をしました。
持ち時間は20分。区議団全員で何度も何度も会議を重ねて質問をつくり上げ、
登壇ぎりぎりまで、どう組み立てたら共感を広げ、要望を実らせていく方向につながるか、
相当に緊張した時間を積み重ねての、本会議質問の質問です。
(つづく)
気もちがほおっとあったかくなって
今日もがんばろうって思って始まった一日。
優しい人のそばにいると優しくなれる。
優しくない人のそばでも優しくなれる人になりたい。
金木犀の香りと‘やさしい’をありがとうございます。
wawaさん、私もそう思います。
殺してはいけない。死んではいけない。でも、
個人の犯した罪、というだけでは片付けられないようなことが
あまりに多いと思います。
政治は、国民のためのもの。
国民の手にとりもどしましょう。
すかっり秋らしくなりましたね。
金木犀のすてきなかおりを、秋の風がはこんできてくれます。
国の政策のひずみが、弱い方々にいってしまう・・・
その為に、身を粉にして、毎日奔走している由美さん。由美さんのやさしいものごし、やわらかな笑顔のどこから、パワーがでているのでしょう。
私もかたちは違いますが、この日本の将来をになう子供たちの、健やかな成長のために、私なりに手助けをしていきたいと思っています。
由美さん、頑張ってね、そして・・・ありがとう。
そしてこの文章を読んでいるうちに涙がぽとりと落ちてきました。
こういう事件があったのは知っていましたがその背景を知ることにより。
こうなってくるとこれは個人が起こした罪ではなく世の中の今のシステムが作った事件であると。
・・・とても悲しく思います。
そして今思うことはこういった世の中の仕組みは絶対に変えて行かねばならぬ事、そして弱者を守っていくこととの大切さを。