大規模な水災害に備え、水防態勢の万全を図るとして、
荒川右岸河川敷において行なわれた水防訓練。
様々な水防工法と訓練を行ないます。
私は、この訓練をみて、
台風のときに、地域の方々のところへ土のうを積むことができました。
もっと広く住民が参加できたり、また、ここで見た方々が中心になって、
各地域での訓練が、充実することが必要だと思いました。
以下、工法の説明は、本日の訓練パンフより。
「月の輪工法」
堤防の住宅傾斜面下付近が漏水したときに用いる方法。
土のうを積んで、川の推移と漏水口の水位差をちぢめ、
水の圧力を弱め、漏水口が拡大するのをおさえ、
堤防の決壊を未然に防ぐための工法。
「救命ボート」
屋根に取り残された人を救うために、ロープを張リ、そこを伝って救助に。
救助された人は、担架で陸へ運ぶ。
「かまつき工法」
水が漏れ散ると悪露の周囲に土のうを積み、水を淀ませることで水圧を弱めて、
静かに上層の水を放流し、水が漏れている穴の拡大を防ぐ工法。
「改良土のう工法」
積土のう工法を改良したもので、積土のうからの漏水を防ぐために、防水シートでくるんだもの。
「せき板工法」
堤防の上で板を用いて越水を防ぐ。まず、杭を堤防上に打ち込み、次に板を杭に釘付けする。
板に沿って、粘土や土砂を置き、踏み固めるか、土のうを積む。
「地下浸水防止工法」
梯子、脚立、プランターやレジャーシートを利用して、地下へ通じる開口部をふさぎ、
水の浸入を防止する工法。
すべての工法が終了し、整列。
これは、東京都下水道局が配っていた袋と中身。
真ん中のものは、簡易まな板だそうです。
参加団体:江戸川区、江戸川・葛西・小岩消防署、江戸川・葛西・小岩消防団、
小松川・葛西・小岩警察署、江戸川区災害復旧協力会社
国交省荒川下流河川事務所、
東京都建設局第5建設事務所、東京都下水道局東部第2下水道事務所
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます