住民と建築業者との工事協定書の締結の日（マンション紛争）

今回、マンション紛争が持ち上がっているこの地域には、

住民と役所がたてた「地区計画」がかかっている地域です。

ということは、大きな道路に面したところには、高い建物が建てられる。

しかも、ここは災害のあったときに、地域内への延焼などを防ぐ目的もあり、

より、高い建物を建てることが推奨されている地域です。

ひとつも公園が無い地域でもあるので、

公園をつくってほしいという要望も、平行してあがったのですが、

緑を増やそうという課としては、大いに賛同してくださったものの、

区が買うには、お金がない、ということと、先の理由により、

公園計画は、実現には至りませんでした。

「地区計画」は、地域にとってプラスに働くと思われていましたが、

大きな道路に面したところにすんでいる方々にとっては、

決してプラスではないということも、よくわかりました。

建設自体は止めることができません。

よって、工事業者と住民の間で、「工事協定書」を結び、

工事期間中の時間、方法、

また、地盤沈下や電波障害などについて、

細かく取り決めを交わしました。