江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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福祉用具の価格の適正化について(介護保険特別会計/予算委員会)

2010-02-24 | 介護・医療・高齢者のこと
間宮 福祉用具の給付費に関わり、おうかがいします。
4月1日から各事業所への福祉用具のレンタル料について調査が入るということです。介護の中でも、介護ベッドや手すりや車いすなど、福祉用具の費用は、確かに一律ではありません。

ただ「適正価格化」ということで、すでに、横浜市や広島市は調査をし、利用者に対して、あなたの使っている福祉用具の値段は、全体の中のこのくらいの位置にありますということを知らせているとのことです。そうすると、単純に、高い、安いということだけで比較してしまう利用者がでて来るのも当然だと思います。

しかし単純な比較ではかれない部分、たとえば利用者が必要になったときすぐに調達できるように、人や物をそろえておく、あるいは、アフターケアをきちんと行なう、そういったことでコストに上乗せされている部分もあるようです。それを一概に、適正価格として発表することには、違和感を感じるところです。

すでに江戸川区内でも、その調査がされてからでは、自分のところが高い業者とされては困るからと、価格を安く設定し直して、そのために事業所自体がきゅうきゅうになってしまっているところも、でていると聞いています。

江戸川区としては、この福祉用具の適正価格化ということについて、どのようにお考えか、お聞かせください。


介護保険課長 議員のおっしゃられている調査、それから、それに対する事業者の心配というところについては、こちらの方にあまり情報がないので、これから探っていきたいと思います。

今お話になっている、横浜、広島で行なわれている部分につきましては、これは国の方で、はずれ値について、国保連中央会で介護給付費をまとめており、情報があるということで、この中央会が、はずれ値がわかるシステムを開発したということです。これを利用すれば、受給者、利用者のみなさんに、あなたの福祉用具は、平均値のこれくらいにありますというお知らせができるということで、それを通知し始めたということです。それを見ながら事業者の方にお問い合わせくださいということで、福祉用具の適正化を図ろうということになってきています。

本区としては、こういうやり方をいきなりとりますと、利用者さんとケアマネージャーさんとがもめたり、色々問い合わせや疑問になることがたくさんあると思いますので、こういうやり方ではなくて、はずれ値の出ている事業者を研究しながら、どういう形で、利用者さんの方に情報を提供していくかということを、検討していきたいと思います。


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