■午前０時のそら豆となめたけ

昨日の夜、大正13年生まれのAさんから電話がありました。
「熱がまたでてきました」
急いでおうちへ行くと、行きつけの病院にお電話されていましたが、
日曜日でもあり、入院もできないと断られてしまったとのこと。
喘息もある方なので、呼吸器の先生がいらっしゃるところでないと・・・
高齢者医療センターに連絡をすると、「すぐに来てください」との返事。
受け入れていただけることを、どんなにありがたいと思ったことでしょう。

娘さんご夫婦と一緒に到着した病院で測ったら、熱は39度7分。
レントゲンでは、肺炎にもなっていました。
入院です。

そして、今日。私にとっては、2人目のお母さんのような方。
あんまり心配だったので、本会議直前の団会議を終えてから、
病院へ向かいました。
着いたのは、20時。
顔だけ見ることできますか・・・おそるおそる聞くと、消灯は９時なので
それまででも、また必要であれば、24時間はいっていただくことができます。
まあ・・・患者の安静のため、と言われて時間管理をされるけれど、
ここの病院は、管理ではなく、必要性を重視しているのですね。
すごい発想の転換だと思います。

AさんはPICU室にいました。
「先生も看護士さんも、とてもよくしてくださるの。」
と話してくれて、目に見える回復をされていました。

あれこれの仕事は、気にかけず、安心してゆっくりしてください。
それを伝えたかったんですと言うと、
涙が出ちゃう、ありがとう・・・と・・・

生きててくれるそれだけで、いいんです。
ほんとうに、生きていていくれてよかった・・・心からそう思うんです。

＊＊＊
家に帰り、Aさんの回復を喜びながら家族でご飯を食べて、
それから、茨城の方がくださったそら豆を
夫と母がむいてくれました。午前0時の我が家の団らんです。
私は、夫が「なめたけって作れるんだよ、」と、
テレビで偶然見た作り方を教えてくれたので、（といっても、
えのき茸を醤油とお酒とみりんで、とろんとしてくるまで煮詰めるだけ！）
えのき茸を煮ていました。
わあぁ、ほんとうに、なめたけになった

そら豆は、ご飯と一緒に炊き込みます。
明日のお弁当です。