江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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障害者が地域で暮らすために

2009-09-07 | 障害のこと・精神医療のこと
脊髄小脳変性症のSさん。地域のアパートで、一人暮らしをしていました。
ここのところ、とても具合が悪くなりました。
肺炎を繰り返し、熱が出て、入退院を繰り返している状態です。

Sさんが、これからどこでどうやって暮らしていくか、そのことを気にかけてくださり、
障害を持つ人自身が立ち上げたNPO、障害者の自立をかかげて活動をしている
「STEPえどがわ」さんが、相談にのってくださっています。

今日は、集団で話し合う2回目です。
STEPのみなさんがいつも言うのは、「Sさん自身がどう思っているか。」
本人の気持ちを大事に考えようとすることが貫かれています。

「たとえば、親が入院したら、障害を持つ子どもも入院をしなければならないのか。
親が死んだら、子どもも死ななければならないのか。
そうではない。そうではないのに、地域でフォローできる体制がないために、
親の道連れにされて死んでいった障害者が、たくさんいるのだ。」

だから、地域での体制をつくろうと、がんばっている方々です。

Sさんの思いを一番に考える。
今週末、直接病院に会いに行ってくれます。

障害者が地域で生きる。
そのために、まだまだ、変えていかなければならないことがたくさんあります。
しかし、こうして活動している方たちがいることは、
確実に、大きな1歩をつくり出しているのだと感じます。
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