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2011-

野良ビトたちの燃え上がる肖像

2017-12-19 00:34:00 | 日記


著:木村友祐

河川敷で猫と暮らす柳さんは、
アルミ缶を集めて生活費とキャットフード代を稼いでいる。

あちこちでホームレスが増えてきたある日、「野良ビトに缶を与えないでください」という看板を見つける。

やがて国ぐるみで野宿者を隔離しようとする計画が……。

ほんの少しだけ未来の日本を舞台に、格差、貧困、差別の問題に迫る新鋭の力作

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めちゃくちゃにリアルなディストピア小説でした。

最近こういうのが多いと思うのは

不安と憂鬱にかられる一方で

今の世の中に危機感を抱いている作家がいて

作品を発表できているという安心もあったり。
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