絶滅危惧の動物をメインテーマに制作しているうちに、いつか、制作が動物保護につながったらいいなと願うようになりました
アーティストとして参加できることは「作品を売って、その売上を保護に寄付する」こと。実際に活動されている人の手助けになることだと思っています。
そう願っていたことが、ついに現実になりました
2009年2月22日、ニャンニャンニャンの猫の日
井の頭文化園で「ツシマヤマネコ講習会」が開かれます。
井の頭文化園のページはこちらをご覧ください★
このイベントに、野生動物の保護を行っているNPO法人どうぶつたちの病院さんが、オリジナルグッズの販売をされます。
その売上の一部は、保護活動に役立てられます。
オリジナルグッズがこれがまたカワイイです!ここでしか買えないのでぜひどうぞ!
NPO法人どうぶつたちの病院さんのイベントの告知はこちらからどうぞ!★
今年の初めに、NPO法人どうぶつたちの病院の方々からご依頼を受け、そのグッズの一部を、私のはんこで制作することになりました
ご依頼を受けた商品は、ポストカードとエコバッグです。
ポストカードはいつものはがきサイズのはんこをバ~ンと押してあります。
ポストカードは300枚、エコバッグは先着20名様…(すみません)です。
お買い上げいただいた商品を包む袋にも、私がデザインしたツシマヤマネコちゃんのはんこが押してありますよ。
このはんこは、今後、NPO法人どうぶつたちの病院さんの活動と供に活躍できることになります。stamp zooの名前も一緒に活動できます。
夢が叶いました…ほんとにほんとに嬉しいです
どんな絵柄なのかは当日のお楽しみとして、その絵柄にたどり着くまでがけっこう大変でした。
現在公開されているツシマヤマネコは、オスの「トラジロウ」くんです。
上の写真がはじめてツシマヤマネコを作ったはんこです。
じつはこれ、顔が「トラジロウ」をモデルにしています。(資料がとにかく無いんです)
このトラジロウは「おっさん顔」で、とても特徴のある顔なので、一般的なツシマヤマネコの絵をというご依頼とは違ってしまっているのです(笑)
改良版は、顔、ポーズ、を変えてあります。どう違ってるかは後ほど…
ツシマヤマネコ Tsushima Leopard Cat
国指定天然記念物
日本に住む野生のヤマネコは、対馬に住むツシマヤマネコと、西表に住むイリオモテヤマネコの2種のみ。
東アジアに広く住むベンガルヤマネコの一亜種で、約10万年前に陸がつながっていた時に渡ってきたものが島に住みついたと考えられています。
体の大きさは、イエネコより一回り大きいです。
特徴は、丸い耳、耳の後ろの白い点(虎耳状紋・コジジョウモン)、首の後ろまで続く4本のシマ模様、太く短い足、大きく長いしっぽです。
このツシマヤマネコは、いまでは100頭前後までに減ってしまっています。
その原因は、交通事故、トラバサミという罠にかかってしまう、イエネコからの病気の伝染、など人間の生活との共存によるものです。
今回の講習会では、その活動をより多くの方に知ってもらうためにあります。
ネコが好き~という方ももちろんいらしてくださいね
私も、ツシマヤマネコの「何か」になってお待ちしています(笑)