島暮らしで面白いと思うのは、ガイドブックに紹介される事柄よりも、普段島の方が何気なく目にしているもの、食されているものが魅力的であるということです。
対馬の方が普段食べているものは海・山・川・畑の旬の幸。上島の方はほぼ自給自足です。
普段の食卓こそガイドブックには載っていない絶品グルメなのです。
(ウィキペディアより引用)
川で取れる幸。モクズガニ。こちらでは「ツガニ」と呼ばれます。
ツガニは汁にして食べるのが対馬流。「がん汁」です。
ツガニ、ツガニ、ガン、、、「ガン汁」ということですが、ただしい変換方法が分かりません
こちらが「がん汁」
作り方はとても凝っています。
取ったばかりのカニをミキサーにかけ、濾す。これを何度も繰り返し、汁になったところに味噌で味付け。卵があったら別にして最後に加えるそうです。
そうめんを入れるところもありますが、手作りうどんが入ったがん汁をいただきました。
その味、なんとも上手い表現が見つかりませんが、
「とにかくうまいっ!」
カニの濃厚な味、でも生臭くない、カラなのか身なのか、粒粒した食感。とろりと濃厚な味噌の味。うどんと絡み合ってなんともゼッピン☆
こちらにある食材はすべて畑で取れたお野菜だそうです!
黒豆!ああ、おいしかった。。。。。
唐揚げ、かき揚げ、おイモのテンプラ、シイタケのテンプラ。
シイタケはお肉のように肉厚です。
とれたてゴボウのきんぴら。
ごまおはぎ。これまたゼッピン!
商品化したい逸品ですが、できたてでないと味わうことができないのだとか。
これ、なんのお刺身かお分かりですか?
正解は「カツオ」です。
ハガツオと呼ばれて、他の地域では普通のカツオよりランク下のようですが、対馬のハガツオは絶品なのです。
カツオの概念が覆される! まるでトロ!
美味しい~とウナっていたら、「これよりヨコワ(マグロの幼魚)はもっとウンマイぞ!」と言われ、ヨコワ恐るべしと思いました。
ヨコワを食べたらもう元に戻れない?そうです。たべたい。
これ!畑で採れたてイチジク!
イチジクは正直苦手分野でした。乾燥したものもあんまり美味しいと思ったことない、でも体にいいから仕方なく食べるかな、、、、という感じ。
しかし、取れたて生のイチジクはパッションフルーツのような酸っぱさとライチ?みたいな甘さでタネがプチプチしていて、なんて美味しいんだろ~
秋、冬もまた美味しいもんがたくさんあるんだとか!
楽しみー!