ことしも夏越しの祓いの日を迎えて一年の半分が過ぎようとしています。
亡き実父が元気な頃は6月30日にはいつも宇治の駿河屋さんで水無月を買ってきてくれました。
先日、父の13回忌の法要を無事済ませることができました。
お寺の池泉庭園では白い睡蓮が咲いていました。
家族だけの静かな法事でその後の食事会を下鴨茶寮さんでお世話になりました。
床の間のしつらえも法事に合わせてくださっていて行き届いたおもてなしに触れることができ、母もとても喜んでいました。
先附
向附、椀物と続き
そして八寸
焼物
魚の骨、取るの苦手だった父。
でもこの鮎は全部食べれるよ。
鉢物、箸休め、強肴と進み
食事、御菜、留椀、香物
御菜が父が好きだった鯖のへしこ!
新生姜、枝豆、蓮根の釜炊き御飯もとても美味しかったです。
リクエストしたわけでもないのに父を思い出すお料理が続きます。
水物は檸檬氷菓、酪寄せ、芒果(マンゴー)
そして…
最後の甘味が水無月でした。
お抹茶と。
お椀に手を添えたとき、茶道をたしなんだ父の手元を懐かしく思い出し、ふぅ〜っと気持ちが落ち着いたのでした。
大雨が心配ですね。
大きな災害が起きないことを祈りつつ…
今年も半年が過ぎてゆきます。
良い週末をお過ごしください。
明日、今日よりも元気で無事に過ごせますように