開創1300年の歴史ある那谷寺へお参りしてきました。
自然智の教えが守り継がれている白山信仰の古刹です。
「白くやわらかな稜線を描く白山は、古来より女性的な山
として表現、神聖視されてきた。」
山門をくぐり、すぐ左手へ進むと金堂華王殿があり
十一面千手観世音菩薩がお祀りされています。
写真撮影はNG
参道の両側は杉林で、その足元には苔が緑の絨毯のように
密生し、ところどころ木漏れ日に照らされていました。
ふわふわな苔の感じ~がうまく撮れない。
↑ 三つに別れた自然石の岩面は阿弥陀三尊の姿と言われ
三尊石と名付けられ・・・
奥へと進むと池と国名勝指定を受けている奇岩遊仙境が
現れます。「自然智」の具体化ということで
中腹には稲荷社があり登って参拝することもできるようでした。
奇岩遊仙境を楓月橋から見ると・・・
おーーー遠い昔より自然は神であった!
神さまと言うよりゴーストのよう。
楓月橋 ↓
紅葉の頃を眺めてみたいです。
靑楓、花とプロペラ
↑ 「棟梁サル」 欄干に小さなサルが隠れている?!
橋建立の際に棟梁が遊び心で作ったそうで
那谷寺の隠れキャラのひとつ。
この辺りが大池になるのでしょうか?フジが満開でした。
大悲閣(本殿)
中にご本尊の十一面千手観世音菩薩が安置され
「胎内くぐり」があります。
「この世に生きている諸々の罪を洗い流し、再び母の
胎内より白山のように清く生まれ変わり、出直すことを
祈ります。」という紙(お札?)をいただきました。
2018/04/28