<続 老人文学?>
1『 政と源』(三浦しおん)
つまみ簪(かんざし)職人の源二郎と元銀行員の国政は、同じ町内で70年以上の付き合い。
国政は退職を機に妻に去られ(別居)、娘とは疎遠に。
源三郎は愛妻に先立たれ、通いの弟子を相手の日々。
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性格も見かけも言動も正反対、でも、なぜか気の合う幼馴染
お互い、時に強がっていても、しっかり支えあって生きている。
江戸の人情・・いや日本の人情が恋しくなるお話です。
三浦しおんは、私にとって「ハズレ」の無い作家の一人
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2 『定年漂流』(西田小夜子)
定年夫婦にまつわる15の実話
他人が一緒になる「結婚」より、
他人で無い二人が定年後を共に過ごす方が難しいときもある。
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「病める時も健やかなる時も」とは誓いましたが、
「1週間に7日を朝から晩まで・・」とは誓っていません!
お疲れさまでした。 ごきげんよう!
怖いですね。
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