エクリプス(eclipse)
何処かでこの言葉を目にしたり、お聞きになった事が有るかと思いますが
私も改めて辞書で引いてみました
eclipse=蝕、失墜、衰退
例えば 皆既(部分)日食= a total (partial) eclipse
ここでは野鳥の場合のお話をしてみます
繁殖期以外のカモ類のオスに見られるメスに似た羽の色の事を言います
カモ類のオスは、番い(つがい)を形成する秋から繁殖期の夏にかけ
美しい羽をしています
繁殖後夏に換羽すると、メスと同じ様な羽の色になります
私達は冬鳥として迎えていますので、それを観る機会は短いのですね
初秋に渡って来たばかりのカモ類が地味な色をしているのはこの理由です
コガモ
(10月 25日 の写真)
エクリプスから美しい羽に再び換羽するのは、およそ10月頃からになります
最初飛来したコガモたちを観た時は、どれがオスかメスか?状態でした
この事を意識して写真を写していませんでしが
少し判りやすい写真を UP してみますね
コガモ のオスの場合
これはもう飛来時よりかなり後の写真です
オスだとは判るのですが、それでも何か変ですよね?!
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換羽が終るとこんな美しい色に換わります
次は、ヒドリガモ のオスの場合です
この個体を観た時は、あれれっ??突然変異??かと思いました
(11月5日の写真)
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現在は(11月24日の写真)、だいぶきれいな羽の色になっていますね
(勿論同じ個体かどうかはわかりません)
左手前がオス、右向こうがメス
(参考資料=公益財団法人「日本野鳥の会」より)
カモなどのエクリプスの解説をまとめられて、参考になりました。
おそらく野鳥観察家以外の方は、ふだんはあまり目にしない言葉のようです(かなり、昔の三菱自動車工業の車の名前を思い出します)。
カモなどは、春の繫殖期にメスに気に入ってもらうために派手な羽根模様に変身します。この派手な羽根模様に変身する前には、メスに似た地味な羽根模様のエクリプスになっています。
これに対して、繫殖期にメスに受け入れてもらうために、オスは目立つ羽根模様に変身します。恐ろしい猛禽類が見つけやすい羽根模様に変身します。その典型例がオシドリのオスです。
生物のオスは哀れなものです。
カモの雄って綺麗に色がつくんですね
集団のなかに綺麗なのが数匹いると思ったら
雄だったんですね
とにかく撮りに疎いので全くわからず同じ種類だと思ってなかった
お恥ずかしい次第です
>ヒトリシズカさん
こんにちは。
早速のご訪問と嬉しいコメントもありがとうございます。
素人のブログですので、自分にも勉強になりました😅
メスにアピールする為に美しい羽根に換羽する事が抜けて居ましたね🙇♀️
ヒトリシズカさんに補って頂き感謝申し上げます。有難うございます。
ヒトリシズカさんもさぞかしお洒落な方なのでしょう。
色彩的にセンスの良い方にお会いしますと、おっ👏 と思います😊
>ベルさん
こんにちは。
お訪ねいただきコメントもありがとうございます。
私も最初はベルさんと同じでしたよ😅
鳥は山にも海にも街中でも田舎でも・・・何処にでもいますので楽しみも増えましたね😄
特にコロナ禍の今年大きく移動出来ない私は、鳥やお花に元気に生かされております😉