お散歩日和 ♪

「山歩き」「街歩き」と「酒」の日々・・・

NomuNote(37)「石鎚」「今小町」「三連星」

2018-09-28 14:50:29 | NomuNote

今回は私が愛媛を訪問した際に購入した酒。Kさんが8月に高知を訪問した際、徳島の「大歩危・小歩危」に立ち寄って買って来てくれた酒。あと1本が、何とも不思議な話なのだが全く出所がわからない滋賀の酒。
メンバーはF君・N君・S君・U君・Kさん・KA君と私

まずは愛媛の酒



「石鎚 特別純米 ひやおろし 槽搾り」720ml 石鎚酒造(愛媛)

・原材料:米(国産)・米麹(国産米)
・使用原料米:岡山県産備前雄町21% 愛媛県産松山三井79%
・精米歩合:備前雄町60%(麹米)松山三井60%(掛米)
・日本酒度:+5.0
・酸度:1.5
・使用酵母:熊本系自家培養酵母 
・醸造年度:平成29BY
・アルコール分:16度以上 17度未満

「石鎚」は「純米吟醸 緑ラベル」「無濾過 純米」に続いて三度目の登場になる。
松山の行きつけの酒屋を訪問すると入口に「石鎚 ひやおろし 入荷しました。」の貼紙があった。これを見た時点で今回の購入銘柄は即決定。
「石鎚」は濃醇なイメージがあり「ひやおろし」となると更に濃醇な飲み口かと思ったが、確かにしっかりはしているが心配していた様な事は無かった。米の旨味の後に酸を感じる。バランスが良く、思いのほか美味い酒だった。

次は徳島の酒

「今小町 純米」720ml  

(合)中和商店(徳島)

・原材料目:米(国産)・米麹(国産米)
・麹米:五百万石100%(精米歩合60%)
・掛米:五百万石100%(精米歩合65%)
・使用酵母:熊本系(徳島工業技術センター培養)
・仕込水:四国山脈伏流水(中硬水)
・アルコール分:15度以上 16度未満
・日本酒度+2
・酸度1.4
・アミノ酸度1.2

一口飲んで端麗辛口と言う印象。F君から「独特の香りがする」との指摘がある。そう言われると後味に香りが残る。過去に憶えのある香りだ。記憶をたどると、先日「満天星」(鳥取)を試飲した際に似た香りがした事を思い出す。

最後は滋賀の酒



「三連星 無濾過生原酒 純米大吟醸」
720ml 美冨久酒造(株)滋賀

・原材料:米(国産)米こうじ(国産米)
・精米歩合50%
・使用米 滋賀渡船六号100%
・アルコール分16度
・日本酒度+2.7
・酸度1.6
・仕込水 鈴鹿山系野洲川伏流水(自家井戸水)

冒頭に書いたがこの酒の出所が全く不明なのだ。しかも開栓してあり少し中身が減った状態で冷蔵庫に入っていた。以前自宅の酒を持参してくれた事のあるKさんとNA君にも確認したが心当たりがないと言う。もちろん他のメンバーは知らない。そもそもこの様な代物を飲んで大丈夫なものか?しかし、酔うとどうでもよくなって飲んでしまった。
甘く濃厚な口当たり、いかにも無濾過生原酒らしい重みがある。つまみに合わせるのは難しそうだが、単体で飲むには美味い酒だ。

この日もN君の批評は絶好調だったが、残念ながら内容は覚えていない。

この後、遅い時間に珍しくU君がチェーン店のSに行こうと言いだし、F君、U君、Kさん、と私でワインを飲む。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地蔵山・学文峰・井谷ノ峰

2018-09-23 12:22:40 | ひとり山歩き
2018年9月23日(日) Icon_walk_ss4.50km
今回、またもやJogNoteの計測ストップ忘れ!情けない!
距離、タイムは手入力。GoogleMapは無し。
 累積標高(+)635.634m(-)-59.540m

今回の山歩きも突発的な思いつきで決定した。昨日は棚卸の作業の後、昼から会社で飲み、二次会は「寿限無」に移動。かなり深酒をして、帰宅途中にスーパーに買い物に立ち寄った。そこで商品棚に並ぶ「いなばのタイカレー」が目に入る。「そう言えば永らく食べていない」と思うと同時に無性に食べたくなった。家で食べてもいいのだが山で食べたくなった。これが今回の山歩きを決定した動機だ。
行先はどこにしよう。こんな深酒をした翌日に登れる所は決まっている。ズボラ登山の定番ルート「地蔵山・学文峰・井谷ノ峰」にした。
ただ今回、一抹の不安はある。9/4に上陸し全土に甚大な被害をもたらした台風21号の影響だ。倒木や土砂崩れなどで登山道が通行不可になっていないか心配ではあった。

昨日深酒したにしては早めに起床する事が出来た。
南海高野線「白鷺」 9:34発に乗車、北野田で急行に乗り換えて「千早口」に10:00到着。

今日は秋分の日。山歩きをするには気持ちのいい季節になってきた。とは言え今年は、台風の接近なども含めて週末にスッキリしない天気の日が多い。そんな中で今日はいい天気に恵まれた。
抜ける様な青空の下、静寂に包まれた鄙びた集落の中を登山口へ向かう。
道中、ゲンノショウコなど秋の花々が目を楽しませてくれる。

道端の木の葉っぱには見事に擬態するクツワムシを発見した。

たわわに実った稲穂の色づきが秋を感じさせる。

「地蔵寺」の前で広い広域農道に出る。少し登ると「地蔵谷トンネル」がポッカリと口を開けている。永らく工事していたが開通した様だ。

トンネル脇に登山口がある。

植林帯の中の登山道を進む。昨日の雨で足もとは悪い。
羊歯の間を縫って登って行くと「ジルミ峠」の十字路に出る。ここで一休み。

途中、足もとに「オオセンチコガネ」を発見。
話が長くなるが、先日、愛宕山でメタリックに輝く「オオセンチコガネ」を目撃した。私はF君に「ルリセンチコガネ」だと教えた。ところが後日F君がテレビで仕入れた情報によると「ルリセンチコガネ」は奈良にしか生息しないとの事。しかし、詳しく調べるとF君の情報も少し違う様だ。まとめると以下の通り。(以下ネット参照)「オオセンチコガネは輝くような色をしています。しかも、その色は場所によって変化するのです。オオセンチコガネの代表的な色変化は(青の濃いルリ型)(緑の強いミドリ型)(緑がかった赤のアカ型)が知られています。全国的にはアカ型がもっとも普通なのですが、 特に近畿地方ではこれら3つの型が地域的に棲み分けているので興味が持たれてきました。ルリ型は和歌山県、奈良県、三重県南部に生息しています。」愛宕山で目撃したのは「ルリセンチコガネ」ではなく、「アカ型」だった様だ。

峠を左折して進むと、しばらく急登が続く。この辺りがこのルート最大の難所だが、そう長くは続かない。
分岐が現れて「直進・学文峰(近道)/左折・学文峰、地蔵山」になる。左折すると、山腹を巻く平坦な道になる。
この後少し登ると三叉路にぶつかる。
左折するとすぐに「地蔵山」(383m)山頂に到着。
ここは展望が良く、大阪平野や関空まで見渡せる。

少し時間は早いが本日のメインイベント 昼食にする。冒頭に書いた通り、今日の山歩きは「いなばのタイカレー」を食べる事が主目的だ。


(本日のメニュー)

・いなばチキンとタイカレー(イエロー、グリーン)
・パパッとライス ひとめぼれ
・オイルサーディン(レモン風味)
・七味、醤油
・ハートランドビール500ml 
・黒松白鹿純米270ml
まずハートランドビールをグラスに注いで乾杯!
一汗かいた後のビールはいつ飲んでも格別だ。
(ここで一句)

秋空に グラス傾け 佇めば
季節はずれの ツクツクボウシ

また、今日がネットで購入した「マルチツール 六角 栓抜き キーホルダー」の初仕事になった。
オイルサーディンはバーナーで温めて、醤油・七味で和風に味付け。

黒松白鹿を燗する。
オイルサーディンをつまみにチビチビやっている間に、パパッとライスを湯の中に。
湯せんだと15分と、これが結構時間がかかる。まあ熱燗をチビチビやりながら待つには丁度いい時間なのだが。

炊き上がったライスを器の真ん中に盛り付けて、温めたタイカレーを両側に注ぐ。最近流行りの「あいがけカレー」の完成。

久しぶりに食べた「いなばのタイカレー」は相変わらずの安定した美味しさ。万人におもねる事のない、しっかりしたスパイシーさがたまらない。

腹も満足したところで出発する。

来た道を三叉路まで戻り、登って来た道を見送って直進。急坂を登ると「学文峰」(414.4m)山頂に到着する。
振り返ると「金剛山」「大和葛城山」の雄姿が綺麗に見えた。

山頂では年配のハイカー二人が地図を広げて議論していた。挨拶すると、「ここが学文峰で間違いないか?」と尋ねられた。そう言えば、あったはずの山名板が無くなっている。台風で飛ばされたのだろうか。
二人はこれから「地蔵山」に向かったあと、「井谷ノ峰」から天見へ下るとの事。少し話をして二人と別れる。

ここから「下峠」までは緩やかなアップダウンが続く。植林と自然林が混交する気持ちのいい道を進む。
途中、関電道や林道が交差してややこしい所もあるが、何度も歩いているので迷う事は無い。

「下峠」に到着。
当初はここを右折して「上峠」から「流谷」に下る予定だった。しかし、先程のハイカーの話を聞いて予定変更。私も「井谷ノ峰」から「天見」に下る事にした。
「下峠」を左折。少し登ると「井谷ノ峰」(491m)に到着する。
ここから先は私にとっても初めてのルートになる。(因みに「山と高原地図」にルート表示は無い)

ここから、想定外の激下りがはじまる。相当下った所から今度は登り。今日は楽なルートを選択したはずなのだが、予定変更したおかげで結構キツイ事になった。
登り切ると高圧線鉄塔の建つ「叶山」。
途中で久しぶりにカケスの羽を発見した。

「叶山」山頂で一休み。ここからまた下りが始まる。ここまで分岐も無く、道標もあったので迷う事はなかった。
しかし、この後の分岐の道標に悩まされる事になる。広い登山道が直進しているのだが、「天見駅」と書かれた道標は右を指している。台風で歪んだのかもしれない。
右の細い踏み跡を少し偵察するが、道は途切れて急斜面になる。引返して広い道を直進してみる。すぐに高圧線鉄塔の建つ広場に出た。しかし、この先の道が見当たらない。どうするか。ここから「下峠」まで引返すのはかなりキツイ。ルート変更した事を後悔するが後の祭りである。

道標まで戻り、もう一度右折して踏み跡を進んで見る。急斜面に道は無いのだが、目を凝らすと目印のテープがあるのを発見。テープを信じて斜面を下る。
ここまで、心配していた台風の爪痕はほとんど無かったが、この斜面は結構倒木が目立つ。
根こそぎ倒れた木が行く手を塞いでいる箇所もあった。
相当な急傾斜の為にトラロープが数カ所設置されていた。(ロープが設置されていると言う事はルートに間違いないと少し安心になる)
悪戦苦闘の末に急斜面を下り切ると少し平坦な道が現れた。

更に進むと、小さなお社と赤い鳥居の立つ広場に出た。
この様な山中に、どの様な神様がお祀りされているのだろうか。
ここからはまた下りが続く。結構な急傾斜ではあるが、道がはっきりしている分まだ歩きやすい。この道は先程のお社の参道になるのだろう、いくつかの鳥居をくぐって進む。
途中、眼下に流谷の集落を望む事が出来る。
かなり下って来たと思うのだが、麓まではまだ結構ありそうだ。
単調な九十九折の下りをどんどん下る。道端に石燈籠が一基ひっそりと佇むのが見えて来る。
ここが参道の入口の様だ。

民家が現れる。路地を通り抜けると、「出合ノ辻」辺りに出た。
高野街道を渡って「天見」駅に到着。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー観戦(日本×コスタリカ)

2018-09-11 06:59:16 | サッカー観戦
2018年9月11日(火) Icon_walk_ss0.447km
今日は久しぶりのサッカー観戦
今回もN君がチケットを入手してくれた。

今年の6/14に開幕し約一カ月間にわたり熱戦を繰り広げた「ワールドカップ 2018ロシア大会」。日本代表の大活躍はまだ記憶に新しい。
その後を引き継ぐ森保監督のチームの初戦になる。(本来なら9/7の札幌でのチリ戦が初戦になるはずだったのだが、震災の影響で中止になってしまった)
今回残念だったのはワールドカップ参加メンバーがほとんど召集されなかった事だ。乾、大迫、柴崎、原口、宇佐美、武藤、本田、香川、長友、両 酒井など活躍したメンバーは見る事が出来ない。
あと問題は、今日の試合開始が19:20と言う事。つまり試合終了は21:00を過ぎる事になり、試合後に反省会をする時間がない。試合前に一杯やってからスタジアムに向かう事にする。
F君、N君と私は五時即で出発。(Kさんは後を追いかけてくるとの事)
千里中央の「明石八」を目指す。「明石八」は人気店で満席の可能性があり心配だったが、何とか滑り込めた。
ここでKさんと合流。しかしKさんの様子がどうもおかしい。ぜんぜん喋らない。原因は不明だが不機嫌モードだ。
最後に注文した秋刀魚がなかなか焼き上がらず、予定時間を過ぎて店を出る。
千里中央から万博記念公園までモノレールで移動。スタジアムまで急ぐが到着した時には試合が始まっていた。(しかも、日本代表が既に先制点を決めていた)

入場ゲートを通過して手荷物検査。
前回の代表戦の時は厳重な検査で苦労したのだが、今日は遅れて入って為かほとんど素通り。(こんな事なら缶ビールを持ち込めば良かった。)

着席するとF君がビールを買って来てくれたのでご馳走になる。さっき飲んだばかりだが、スタジアムまで歩いて渇いた喉にビールが美味い。


私は持参した「菊正宗180ml パック」と「切り出し生チーズ」を皆に配る。

帰りはモノレールの混雑が尋常ではないので、試合終了の五分程前に席を立つ。


おかげで比較的にスムーズに乗車する事が出来た。但し、我々が退席した後にもゴールシーンがあった様だ。

試合結果は3ー0で日本代表の勝利。
(3点の内2点を見逃してしまった)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NomuNote(36)「酔鯨」

2018-09-05 22:44:31 | NomuNote

先週末に高知を訪問したKさんが送ってくれた「釜出しちりめん」(三浦屋海産)が昨日到着した。ちりめんは鮮度が命で早く食べないと味が落ちるとの事なので、早速いただく事になった。
酒は私が高知で調達してきた物が、冷蔵庫にストックされている。
日本酒の会の為に調達した物である。今日はメンバーが揃わないのだが、高知の「ちりめん」があるのに開けない訳にはいかない。
メンバーはF君・Kさん・私。それとNA君。NA君は体調不良でアルコールはNGだったのだが無理矢理に引き込んだ。
N君は私用がある様で不参加。U君は理由は不明なのだが異常なほど早い時間に帰ってしまった。

本日の酒



「酔鯨 特別純米酒」
720ml 酔鯨酒造(株)高知

・アルコール分 15度
・原材料名 米・米麹
・精米歩合 55%
※原料米は全て国産

思い返せば2016/1/21の日本酒の試飲会の第1回目が「酔鯨 純米酒 吟の夢60%」だった。それから2年半以上の間に回を重ねたが、今回は初心に帰って「酔鯨」を選んでみた。
私は「酔鯨」と言う何とも豪快な銘柄名が気に入っている。ラベルも味がある。
淡麗辛口のイメージが強かったのだが、改めて飲んでみるとイメージほど淡麗ではないと感じた。濃醇とまではいかないがドッシリとした飲み口だ。


高知産の「釜出しちりめん」に高知の酒。贅沢な組み合わせだ。

この日はKさんがNA君の体調不良の話に食いついてしまい、他に何を話したか覚えていない位、大半がその話題だった。

帰り道にF君・Kさん・私は本町で寄り道。炉端焼き「ワコー」で二次会。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする