インド

インドに良く行きますので、中から見たインドアレコレ

インドの秘境 - 4 - Khamasom

2007-04-11 22:09:55 | Weblog
 日が沈む前に、目的の村, Khamasom に到着。 この村は Imphal から同行してきた Feli の父親が若い頃に、他の2人を従えて移住し作り上げてきたものだ。

 殆ど陸の孤島となっているが、村人は全部で60世帯、300人。 小さな村の為、政府からも殆ど見放されている。 
第2次世界大戦の時、日本の軍人がこの辺りの村にもやってきた、ビルマ、ミャンマーの山を越えて数千人の日本人がこの辺りにいたらしい。 以来、日本人がこの村を訪ねてきたのは私が初めて! と、いうこともあり、村人が私の顔を見たくて集まってきた。 4分の一位の村人がどうも英語が分かるようだ。 村に小学校もある。 100%がクリスチャンで、一番高いところに教会がある。

 多くの村人が、私に尋ねたことは殆ど同じで、 先ず、この村の感想は? そして、彼らの悩みを話し出す。 電気がこない。  水。 これも大問題だ、村には水道がなく、女性たちが頭に水がめを乗せて、2キロもある山道を下って、川から水を運んでくる。 往復4時間かかる。 雨季のシーズンは、雨水をためることができるので水の心配はあまりないが、別の問題が起きる。  

この村までかなりのでこぼこ道で、舗装など無縁である。 雨が降ると、どろどろになり車がスリップして動けなくなる。 従って、雨季のシーズンはこの村を訪れるものはいなくなる。

 こんな話を聞いた後、 Feli が、バスルームはここ、トイレはあっち・・ と場所を教えてくれ、シャワーを浴びるなら今お湯を沸かすから・ と、言ってくれたが、こんなに水を大切にしている状況下で、シャワーなど・・ いえる訳がない。 結局、この村にいる間は、シャワーなし。 朝はミネラルウォーターで顔を湿らす、歯磨きのあと、うがいはミネラルウォーターで。 

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