機内への乗り込みがかなり遅れて始まった、外は雨である。 機内へ続くブリッジと飛行機の密着が悪いのか? つなぎ目で雨がひどく漏っている。
機内へ入ってもっとびっくり! 雨漏りがしている!!!
私の前の席は既に座席のクッションが外されており、乗客は座ることができない。
後方の座席も雨漏りがしているが、前方ほどではなく、したたる水滴を避けながら乗客が座っている。
真ん中の席も、クッションは外されている。
反対側の、窓際の席も雨漏りがしている。
乗務員が、その対応に追われて飛行機が出発できないのである。
雨漏りしている箇所を、タオルをテーピングで固定する、しかし、雨漏りの量が多く直ぐに持ちこたえられず、新しいのに取り替える・・ を繰り返すのである。
何時まで待ってもきりがないと思ったのか乗客を座らせ、毛布を渡して雨漏りをしのぐ。
やがて、飛行機は滑走し始めた、前輪が上がったと思ったら、私の席にも雨漏りが始まった、持っていた新聞で雨を避ける。
前方の席の雨漏りは、ものすごい勢いでさらに激しくなる。
飛行機が雨雲を抜けて上空にでると、しばらくしてから雨漏りがなくなった。
この飛行機は相当古いのか?
でも、無事成田に到着できてほっとする!