インド - 30万円の車

　　先日、インドの TATA 自動車が　1 ラックルピー（約30万円）の車を発表した。

インドでは、10万の単位を 1 ラックと言う。

以前から、TATA は、ワンラックルピーの車を開発すると言っていたが現実に近づいた。

軽量アルミ製で排気量624cc だそうだ。

この発表がされて直ぐ、インドからそのニュースがメールで送られてきた、と同時に
当日、日本の新聞でも紹介記事が載っていた。

インドには、オートリキシャーという、タクシーがある。
三輪車で、タイなどで走っている、ツクツク　と同じである。
故障して走れなくても、マンパワーで押すことが可能なくらい、シンプルで軽い。

以前、オートリキシャーの運転手から、新車の値段を聞いたことがある。
確か30万円程度だった。　　　つまり、 TATA が発表した軽自動車と同じくらいだ。

内装がどのような仕上がりになるか？
オートリキシャーがこの TATA の車に取って代わることができるのか？

オートリキシャーのメーカー バジャジ社もじっとしていられないのでは？

インドの軽自動車は、スズキが圧倒的なシェアーを握っている、鈴木のシェアーにも
食い込むことができるのか？