インド - Pune / Delhi

　PUNE （プーネ）でお客周りのためタクシーを借り切る、何と運転手が1年ほど前に他のホテルで借り切った時と同じインド人だ。　聞くと、ホテルは違うがタクシー会社からの指示で、いろんなホテルに行くそうだ。

　小さなホテルは、自前の車を抱えていないので、都度タクシー会社に要請をするのだろう。

　10過ぎにチェックアウトして、夕方5時半頃プーネ空港に到着。　料金は3500ルピー（1万1千円）だ。　7時半の飛行機なのでまだ2時間ある。　チェックインカウンターもまだ閉まったままである。　ところが、さらに30分遅延。　結局午後8時になってしまった。

　小さな空港なので座る場所がない、椅子は満杯である、思いカバンをトローリーに乗せて、邪魔にならないように、待合場所の一番端で立っていた。

　すると、椅子の一番はしにヘルメットを置いていた青年が、ヘルメットを取り上げて、どうぞ！　と譲ってくれた。　礼を言って座りしばらくパソコンでメールチェック。

　直ぐ近くで、何やら人だかりが・・　良く見ると似顔絵氏だ。　3人ほど立て続けにお客が椅子に座り絵を描いてもらった。　時間は３～４分と書いてあった。　　1人70ルピー。　随分人気があるな。　と、感心していたら、3人目が終わった後は、誰もそばに寄ってこない。　

　不思議なものだ、周りから人が消えると絵師は今までと全く違った表情をして、回りをきょろきょろ・・・　　一日10人も書けば十分食っていけるお金は稼げる、ただ空港内の場所代が幾らかかるか分からないが・

インド - ムンバイ-プーネ

　ムンバイでタクシーを借り切って、市内のお客を回り、午後プーネに向かう。　約4時間の距離だ。　昨晩泊まったホテルで夕食をした際、マンゴージュースを頼んだのだが、氷り抜きにするように頼むのを忘れた為、氷りが入ったマンゴージュースが運ばれてきた。

　多少のことだ！　問題ないだろう・　とそのまま飲んだ、それが原因かどうか知らないが、少しお腹の調子が悪い・　従って、今朝は朝食を抜き、水分もほんのちょっとにしてずっと我慢をしてきた。

　プーネに向かうハイウエイのサービスエリアで休憩、喉が渇いていたので、パック入りのマンゴージュースを 20ルピーで買う、パックの外に12ルピーと書いてあるが、こういうところで買うと高めになっているとのこと。

　運転手はかなり太っており、やくざみたいな恐ろしい顔をしているが、結構面白い会話をする、帽子をかぶっていたので気がつかなかったが、サービスエリアで帽子を取った頭を見ると5部刈りだった、良く見ると目の横に切り傷がある。　やっぱり！

インド - バンガロール空港

　たった今、バンガロール空港から・

　朝9時の飛行機で、ムンバイに向かう為、6時にホテルを出発。

　車は昨日一日借り切った運転手と同じだ、　ところが今朝は会社を通さず、運転手と直接交渉。　運転手も朝が早いので、社長が出勤する9時までにホテルに戻れば問題ない・　と言うことで、350ルピーで交渉成立。　通常は550ルピーだ。

朝早いせいか、全く渋滞がなく、わずか20分弱で空港に到着、もう少し時間がずれると通勤時間帯に入り1時間以上かかる場合があるそうだ。

　チェックインの後、何時ものボディチェックを受ける為の通路を通るわけだが、なんと長蛇の列である。　朝6時半だが、インドの朝は早い、特に早朝の時間がピークタイムである。

　空港内でインターネットを使う為、TATA INDICOM のカードを買う、1時間50ルピー（約150円）だ。

インド - Chennai/Bangalore

　チェンナイの気温は３９度、南の方に位置するので彼らはセーターを着たことがないそうだ。　
結構大手の会社を訪問したのだが、部長室にはクーラーが利いていて快適だった。 が・　

　その後いわゆる大部屋の事務所に移って担当者とのミーティングをしたが、クーラーがなく、自然暖房である、外気が３９度だから、部屋の中といえど３３度位は優にあるだろう。

　話をしているうちに、目の前がくらくら！　思考能力がなくなって何を会話しているのやら？

　しかし、インド人は平気らしく、汗もかかずに延々と話が続く。　参った！　夕方になると頭痛がしてきた。

　チェンナイ空港について、パソコンをチェックしたら幸いにもワイヤレスが無料で使えるではないか！
インドの空港で無料サービスがあるのは始めての経験だ。

　バンガロール到着時の気温は２８度、夕方なので若干温度が下がっているとは思うが、デリーの４７度から一気に２８度はかなり快適に思えた。

　それにしてもバンガロールの渋滞は大変だ！　毎回、ホテルまで１時間以上もかかる。　

インド - チェンナイのホテル事情

　夕食は１人でホテルのレストラン (Quality inn Sabari) で・

ビュッフェは RS.299.00 で安かったが、お決まりのインド料理なので、別メニューを注文、
ワインを飲みながら、レストランのマネージャと話を始める。

このホテルも最近は満室で、そしてチェンナイのホテルは何処も同じ状況。
オーナーはこの５年間に４つもホテルを立てた。

しかし、リッチになるのはオーナーだけで、我々のところには全然回ってこない・

プアーな者は何時までたってもプアーで、リッチな人が少しでも回そうという気にならないので
この状況は何時までも変わらないだろう・・・

マネージャーも日頃言えない鬱憤を私にぶつけた様子、外国人なら問題ないと思ったのか。

食事が終わったのは既に１０時を回っていた。