インド - 凧揚げ

　独立記念日前後に子供たちの凧揚げが始まる。

　標準の安い凧は、５ルピー程度、少し高めで１０ルピー程度らしい。

　凧は一般的に正方形であるが、請っているのは鳥の形に似たものもある。
１５日の独立記念日の休みは、空に無数に凧が揚がっている。

　アパートの屋上でも、子供たちが凧を揚げており、糸の切れた凧が直ぐ下の私の部屋の
ベランダに落ちてくる。　子供たちが玄関のチャイムを何度も鳴らす。

　このときばかりは、部屋に入れてやり、ベランダに落ちた凧を拾わせる。

　昨日、散歩に出たとき空を見上げたら、無数に凧が揚がっている光景を見た。
そして、糸の切れた凧も、風に流されながら飛んでいる。

　この凧を子供たちが追っかけて拾っている、もちろん遠くから飛んできた凧も
拾った者の持ち物となるらしく、又、それを集めている大人たちも沢山見かけた。

　拾った凧に、糸をつなぎ、それを又売っているのである。

偶然通りかかったとき、その売買を見た、買い手は２ルピー払っていた。


　　PS : １ルピー　/　約３円

インド-バンガロールのホテル

　　バンガロールのホテルに３泊した。　新しく作った事務所のそばと言うこともあり、ホテルマン
が信用してくれたのかデポジットは取らなかった。　一泊1,850ルピーと安い。

　　場所はかなり便利なところで、近くに大学がある、そのせいか若者が多く、夜遅くまで結構
にぎやかである。　

　　ホテルは４階建、その上、つまり屋上がオープンレストランになっている。　これが曲者で
夜な夜な宴会が始まるのである。　この宴会は深夜１２時頃から何と朝４時頃まで続く。
４階に泊まっているので、かなりの大音響が部屋に進入してくる。

　　午前２時頃酔いもさめたころ目が覚める、その後がうるさくて眠れない、色々考えた末、
テレビをつけたまま寝る事とする、外部のうるささをテレビで消して寝るわけである。

　　こうして、３日間殆ど同じ状況の中を過ごした。　　安い料金で泊まるので多少のことは
我慢しなければならんだろう。

　バンガロールからデリーまでインディゴエアーラインを使う、チケットが安いのでいろいろ不便が
付きまとう。　　得意先周りが早く終わった（実は１件キャンセルを食らった）ので早めに空港へ、
ところが、後発のインディゴは荷物を預かるスペースが少ないこともあり、１時間半前からでないと
チェックインができない。

　そんなこともあり、しばらく空港の外で待機。

　さて機内に入るが、矢張り蚊が沢山飛んでいる、乗客の一人が乗務員にいうと、しばらくして
殺虫剤を足元に撒き始めた。
　頭上に沢山飛んでいるのに、足元か？　　ちっとも死んだ様子がなく、相変わらず飛び回っている。

２時間半後、午後１０時にデリーに到着。
ターンテーブルの周りに人垣ができる、４０分待たされてやっと荷物が出てきた。　何時も感じることが
ある、それは荷物の受け取りにインド人は我先にとターンテーブルの直ぐそばまでやってくる、
この程度は日本でも余り変わらない。

　しかし、トローリーも同じ場所にあるので、人垣とトローリーがごっちゃになって身動きが取れない。
各人、後１歩下がればスムースに行くのに・・・

　さて、タクシーも状況は同じである。　いや、もっとひどい。

タクシーのチケットを買うため、小さな窓口に殺到する。　ちゃんと隙間をあけて並べば荷物を
持った人も、トローリーを持った人も、チケットを買った後スムースに出られるのに・

　その後がもっと大変。

タクシー乗り場はルールも減った暮れもない。　我先にタクシーを捕まえようと、トローリーを引いたまま
どんどん先の方へ・・・　皆んな並べば良いのに・・・・　　そして沢山のトローリーはあたりに散乱したまま。

　結局アパートに戻ったのは午後１１時だった。

インド-独立記念日

　明日１５日はインドの独立記念日６０周年にあたる。

　パキスタンも同じである。

　テレビでは、何度も記念日の放送がされている、道路ではインドの国旗が２本、
対になっているものが子供たちの手で、信号で止まった車を目当てに売られている。

　これもストレートチュードレンのための援助かもしれない。

　ニューデリーのインド門でパレードが行われる、要人が集まるためそのセキュリティーは
かなり厳しくされているが、この独立記念日前後に良くテロが起きる為、混雑する場所には
近寄らないようにしている。

　今晩、バンガロールからデリーに戻る、明日の独立記念日はインド全国休日だ。

インド - バンガロール - Hotel Empire

このホテルはバンガロールでは有名な Karamangala と言う所で、直ぐそばに大学がある。

そして学生目当てのオープンカフェとか、フレッシュフルーツジュースショップなどもあり、何処も
行列ができるほど混雑している。

　又、バンガロールはソフトウエアーの街ということもあり、関連会社が沢山あり、まさに若者の
街となっている。

　カフェに入って見た、半数以上は学生だろう、女子学生が多いように見受けられる、そして
ソフトウエアー関連の若者が混じっている。

　近くにショッピングセンターがある、レストランを探しがてら行って見た、途中の道路は丸で
原宿の竹下通りのような混雑である、4階建てのショッピングセンターの中も同じ状況だ。

　４階にレストラン街があるというのでエスカレーターで上がった。　途中エスカレーターの前で
人が立ち止まってスタックしている、年配のインド女性たち3人がエスカレーターに乗れないのだ。

　セキュリティーマンがやってきて、一人ひとり手を取って誘導しやっと混雑解消。

　レストランの混雑は半端じゃない、大行列である、椅子も殆ど空きがない、あきらめて
１階に下りる。　マクドナルドの前は外まで行列ができている。　とてもこんな雰囲気の中で
ゆっくり食事を楽しむ事など無理と判断して、外に出た。

　途中、少し高級らしいレストランを発見、インド料理店である。　直ぐ座席に案内された。
インド人のカップルが沢山来ている。　最も、大学にいける家庭は結構裕福なのでこんな場所で
食事を楽しみ余裕もあるのだろう。

　話によると、ソフトウエアーの勉強をするため、このバンガロールのやってくる若者の大半は
そのままこのバンガロールで職を見つけて地元に帰らないそうだ。

インド-チェンナイのタクシー 2

　今チェンナイ空港です。

インディゴエアーラインでバンガロールへ行く為、 ホテルから空港までタクシーの予約をした、
200ルピーと言うことでま～ま～かな？

　ところがこのタクシー、スズキのバンで既に20年は使っているだろう、かなりの代物である。

椅子はボロボロ！　何処もかしこも破れている。　運転手も何やら1週間も風呂に入っていない
かのように臭い。

　空港までどの位かかる？　と聞くと、ここはインド人らしい返事が・・

空いていれば２０分、混んでいれば40分・・・　　だから、今日はどの位かかるのか？

　ん～ん。。。。。　　40分位？　　

20分で着いた。