美輪明宏の秋のコンサートの
東京公演・千秋楽に行ってきました。
まずはスペイン語で「べサメムーチョ」。
踊りながらです。
そして、
「二十歳を過ぎてから、こんな歌を歌うもんじゃありませんね。
息が切れちゃって」とジョークで客席を笑わせる。
一部最後の「愛の贈り物」から、
二部の「愛する権利」「ボン・ヴォアヤージュ」「ミロール」
美輪明宏でないと作り出せないドラマチックな歌の世界が続く。
心が満たされる歌声。
アンコールは「老女優は去りゆく」
老女優が舞台から去るとき、
照明が最後まで彼女を追いかける演出で、
「よかったね」と心がキュンとなる。
シャンソンに引き込まれて、
一幕のお芝居を何本も観せられた気がする
素敵なコンサートでした。
80歳だよ。スゴイと思わない?