美味しいデザートが食べられるということで訪れた
六本木ミッドタウン1階にあるトシ・ヨロイズカ。
カウンターで、デザートをつくったり盛り付けるところがライブ感覚でみられる。
洗練された大人の雰囲気の店内。
予約をしていたのですぐにカウンターに案内され、フランス語で書かれたメニューを見る。
美味しそうなデザートが並ぶメニューの中で頼んだのは
“柿のグラタン”Gratin aux Kakis……牡蠣ではありませぬぞ。
カスタードクリームとキャラメリゼした柿をオーブンで焼きこんだ
熱々のグラタン風デザートだ。
そして飲み物は……
ウバとかダージリンとか並ぶ中に
オリジナル紅茶“Pooh”を見っけ。
洋ナシと蜂蜜のフレーバーの紅茶
ちなみに店のホームページの画像では、
こういう紅茶らしいですよ。
Poohの名前に心が躍ったので、この紅茶を飲むことに。
柿のグラタンもカスタードクリームが絶品で
紅茶は風味よく、スイーツの甘さとしっくり合い
とっても美味しくいただきました。
言いたたいのはグルメの話ではなく子供の本の話。
子どもの本の主役のプーが普通の顔して
六本木の洗練されつくした大人仕様のカフェのメニューに納まっている。
それが、いたく印象的だった。
やるじゃん。
こうやって、大人顔してるところに、さりげなく差しはさまれる
子どもの本の世界に
人は惹きつけられ、心が躍る。
子どもの頃に浸った本の世界。
あのワクワクする気持ちや喜びは
大人になって忘れてしまったわけではなく、
ちゃんと心の奥にプールされている。
そして、キッカケがあればフワッとあふれてきて
あの黄金の時間を思い出すってこと。
大げさのようだけど、
そういう心の仕組みがあるんじゃないかなー。
そんなことを思った紅茶のPoohでした。