サラ☆の物語な毎日とハル文庫

夏休みの思い出づくりをどうしましょう!

 

おはようございます!

8月になりました。

本来なら、夏休み真っ盛りです。

でも、今年はコロナのせいで、

いろんな行事やイベントが中止になりました。

その思い出がずっと心の中で輝きつづける夏休みなのに、

子どもたちはなんとも気の毒な話。

 

ハル文庫によく来る小学生も、

今年はおおたかの森のボランティアに参加するんだと張り切っていたのに

中止になってがっかりしていました。

こんなに感染が拡がって、緊急事態宣言が発令されては、

海も山もあったものではありませんね。

 

子どもたちはきっとゲームやYouTubeに夢中になり、

退屈を紛らすのでしょうが

せっかくですから、

夏休みを心から楽しむイギリスの子供たちの本をすすめたいです。

アーサー・ランサムが20世紀前半に書いた、はじける休暇の物語。

『ツバメ号とアマゾン号』がまず始まりの物語です。

 

湖に避暑にやってきたウォーカー家の子供たちが、

湖のなかの小さな島に自分たちだけでキャンプを張り

湖をヨットで帆走しまくりながら、わくわくする時間を過ごすという話です。

 

キャンプの設営から、というか、そもそもテントをお母さんが縫うところから

キャンプのABCが描写されます。

そしてなんといっても楽しいのが敵襲があるところ。

敵とは地元の女の子たちでアマゾン海賊と自称し、

自分たちのヨット、アマゾン号には髑髏の旗がはためいているのです。

 

ウォーカー家の子供たちが乗るツバメ号と、アマゾン号。

この物語は、本気で子どもたちが読めば、憧れとキラキラした夏のかけらで

しばらくは満たされることは間違いない物語です。

 

ハル文庫でも、ミニ展覧会みたいなものをやって、

子どもたちにアピールしようと考えています。

さっそく今日から取り組みますとも。

 

それでは今日も、素敵な1日をお過ごしください!

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