チームラボのデジタルアートは、芸術なのか、エンタメなのか…
なんてしちめんどくさいことは考えない。
美しい映像に巻き込まれ、幻惑されて、ワクワクする。
アートをその場で自分自身が体験し、参加する
新しい形のアートなのだろうと思う。
チームラボによると「アートと人との新しい関係性を模索している」
ということだ。
入ったとたんに「ワァー」と惹きつけられて
あとはデジタルの作り上げる幻想の世界に浸るだけだ。
自分が描いた(というか枠組みの下書きはあるので、それに塗り絵をする)
鳥や水生動物をプロジェクターの取り込んでもらうと、
自然の中や、水の中を生きているように動き始める。
鳥は空を滑空し、亀は水中を泳いでいく。
自分が描いた絵そのものだから、
可愛い!!
自分の描いた絵が、デジタルの中に取り込まれて映し出されている。
そういう体験は、純粋な喜びでもある。
そして、興奮したあと喉が渇く。
そこでぜひ行きたいのが
カフェ EN TEA HOUSE
ここを逃すわけにはいかない。
メニューは
水出し茶(アイス) ゆず緑茶(アイス) 緑茶(ホット) カモミールほうじ茶ラテ(ホット)
の4つで、すべて500円。
とにかくどれか選んで、案内された席に着きたい。
ガラスの器が置かれて、お茶が注がれる。
ちなみに頼んだのはカモミールほうじ茶ラテだった。
フルーティな香りがして、ほんのりと甘いおいしいお茶。
でも、まずおどろくのはお茶に花が咲き始めること。
そして器を持ち上げてお茶を飲むとテーブルに花が咲き、花びらが流れ始める。
ホントに幻想的な世界。
そんな話など何も知らずにテーブルについてお茶を飲んだので、
本気でビックリして、感動したのだ。
人にぜひにとおすすめしたい。
これは一回体験しておくのも悪くない。
人生に一つ喜びが加わる。
大げさなって?
でもそのくらいの楽しさだ。
【以下の情報はチームラボ関連ホームページより引用】
★森ビル デジタルアートミュージアム :エプソン チームラボ ボーダレス
2018年6月21日(木)オープンする、森ビルとチームラボによる、世界に類を見ない全く新しいミュージアム。広さ10,000㎡の巨大空間に、約50作品を展示。
アートは、部屋から出て移動し始め、他の作品とコミュニケーションし、他の作品と境界がなく、時には混ざり合う。そのような作品群による、境界のない1つの世界、「チームラボ ボーダレス」。
境界のないアートに自らの身体を没入させ、作品群からできた世界を自らの身体で探索し、他者と共に新しい体験を創り出していきます。
520台のコンピューター、470台のプロジェクター、10,000㎡の圧倒的なスケール感と、複雑で立体的な空間が特徴の世界に類を見ない全く新しい世界です。
■茶碗の中に茶が存在して初めて作品が生まれる。茶を飲み干し、茶がなくなると、作品は存在しなくなる。
茶は液体であり変容的な存在であるため、茶碗の中の茶の量によって、茶の水面の大きさも変わっていく。そして、それに合わせて、生まれる花の大きさも変わっていく。お茶が茶碗からこぼれたなら、そこにまた、花々が咲いていく。
■花は、一年間を通して、その月のその地域の花々が咲いていく。
■作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。