サラ☆の物語な毎日とハル文庫

『あしながおじさん』のプロット

「松岡正剛の千夜千冊」というブログを見たら、「あしながおじさん」について書いていた。
松岡氏が言うには、「あしながおじさん」のプロットは、アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』や『オリエント急行殺人事件』に匹敵する、「一度誰かが書いたら、もう二度と使えない意外性」のあるプロットだそうです。
そういえば、わたしはどちらの作品も、犯人の種明かしに度肝を抜かれたんでしたっけ。

まさに、そうだ。
この仕掛けは、二度と使えない。
って、ミステリーではないのですが、考えてみれば「あしながおじさん」って、どんな人なの?
いったい、誰?
と、ジュディ(ジルーシャ)が知りたくて知りたくてたまらないように、読者も知りたくてたまらないのです。
そこんとこは、ミステリーかもしれません?

そうか、『あしながおじさん』のプロットは、極めつけなのですにゃ。
考えてみればすごいアイデアです。
そして、私は見事にしてやられました。
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