あるとき、エプロンをした大きなねずみの絵と、子ども二人の絵が描かれていて、ちょっと興味を惹かれて読んだのが始まり。
まるで、ヘンデルとグレーテルをアレンジしたような設定で、面白く思いました。
新聞小説って何字ぐらいあるんだろう?
数えてみると、21字詰、48行。1000字の世界です。
1000字の中に印象深いシーンを一つ入れないといけない。
けっこう技が必要です。
私みたいに、途中で読み始めて、そのまま居着く読者もいるんだから、中だるみは禁物。
川上弘美さんって、けっこうやるじゃないですか。
酒井駒子さんは、西武百貨店のリブロの絵本専門コーナーに行くと、特別のコーナーが設けられているくらい、いま人気の絵本作家です。
独特の世界があります。
そんな二人が組んだ『七夜物語』
まだ一夜が終わったばかり。
これから、どんな不思議な物語が展開していくのか、楽しみです。
新聞小説はこれまで読んだことないし、
川上弘美さんって、読んだことないけど、決してホラーとか、ひねりの効きすぎた世界とか、息苦しくなるようなグロさに流れることはありませんよね?
酒井駒子さんだから、そんなことはないと信じて、朝に新聞を読むのを楽しみにしているサラ☆です。
ちなみにウィキペディアの解説は以下のとおりでした。
●川上 弘美(かわかみ ひろみ、旧姓・山田、1958年(昭和33年)4月1日- )は、日本の小説家。
大学在学中よりSF雑誌に短編を寄稿、編集にもたずさわる。高校の生物科教員などを経て、1994年、短編「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞。1996年「蛇を踏む」で芥川賞受賞。
幻想的な世界と日常が織り交ざった描写を得意とする。作品のおりなす世界観は「空気感」と呼ばれ、内田百間の影響を受けた独特のものである。その他の主な作品に『溺レる』、『センセイの鞄』、『真鶴』など。
俳人でもあり、長嶋有らとともに句誌『恒信風』で句作活動をしている。
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