↑ キーラ・ナイトレイ
手紙の「封蝋(ふうろう)」についてキャプションを書かないといけなくて
「ヨーロッパ映画などでよく見かける手紙の封をする封蝋」と書いた。
だけど、書いたからには、実物をちゃんと見て把握していないと…
ということで、「封蝋のシーンが出てくる映画」で検索して見つけたのが
『エリザベス』『こうまんと偏見』『ハリーポッターと賢者の石』
そうか、では封蝋の出てくるシーンだけを観ようと
まずNetflixで『エリザベス』を見て、けっきょく最後まで封蝋など出てこなかった。
よく確認したら『エリザベス・ゴールデン・エイジ』のほうを見たらしい。
それで仕切り直して「封蝋のでてくるシーンだけ、手っ取り早く見よう」
と『こうまんと偏見』を見始めた。
これが面白くて、けっきょく最後まで見た。夜中の2時半だ。
封蝋のシーンは、一瞬、ニ瞬、あった。
たしかに、これで元は抑えた。
キーラ・ナイトレイが美しく、田園風景も癒される。
ダーシーとの恋も紆余曲折のすれ違いで、
それこそ、お互いのプライドと偏見が邪魔をして、なかなか進まない。
ジェーン・オースティン、うまいなあ。
イギリスの文豪だもの。
でもその描き方は、今だって通じる。
それで、けっきょくコリン・ファースがダーシー役をやっている
イギリスBBC放送のテレビドラマシリーズを、こんどは観ています。
6回シリーズなので、こちらのほうが描き方も丁寧だし楽しめるけれど、
やっぱり映画『こうまんと偏見』のキーラ・ナイトレイは生き生きとして美しかった。
父親役のドナルド・サザーランドもよかったし、
母親役を演じた女優さんも、あまりに弾けていて、ええっと思ったし、
ダーシー役の寡黙さもなかなか素敵だった、
とか思いながら、映画のイメージをなぞって、ドラマのほうも楽しんでいる。
あらすじはよく知っているのに
ドラマを見ていて、なおかつ面白いのは
やっぱり原作の力かな、などど思っています。