明日の私へ

日頃の生活の中で、徒然感じた事を綴っていきます。

初めての車中泊~軽自動車で新潟二泊三日の旅~ 其の四

2023年09月08日 | 旅行

 

其の三 からの続きです。

2023年5月4日

旅行二日目

 

昨日は質素な夕食だったので、まずは上越市のファミレスへ向かいます。
8号線を北上しガスト上越店に入り朝定をいただきます。

満足です。

本日の目的は清津峡!!15時からの予約ですので観光地をたっぷりまわれます。

春日山城跡

続いて、ガストから5~6分の場所にある春日山城跡に向かいます。
春日山城は謙信公を祭神に祀った神社で山形県米沢市と縁のある神社です。
米沢市の上杉神社には何度も足を運んでおりますので、こちらもお参りさせていただきました。

(この階段を一気に上ります)

(春日山神社でお参り)

(上杉謙信公が見下ろしております)

無印良品 直江津
せっかく上越まできましたので世界最大級の売り場面積を誇ると言われる無印良品に立ち寄ってみました。
カフェや書籍まで並んでおります。地元の店舗とは規模が違いますのでゆっくりとショッピングさせていただきました。
 
 
エルマール(無印良品)近くに和食料理店「新潟正芳」がありますので、お昼はこちらでいただきます。
 
星峠の棚田
お昼を食べたところで、国道253号線を通り再び十日町方面へと走ります。
50分ほど走ると星峠の棚田に到着しました。
水田が斜面に広がっている景色はどこか懐かしい気持ちを感じるような美しい景色です。
棚田には雨水を一時的に貯めるダムとしての役割もあり、下流にゆっくりと流し洪水を防ぐ働きもあるそうです。
星峠宿 CHAYAでは麦茶をいただきました。
(星峠棚田展望台)
 
たくさんの失われた窓のために
「遠くと出会う場所」と並んで人気がある第3回大地の芸術祭で制作された内海昭子氏の作品「たくさんの失われた窓のために」を見てきました。
なんて表現したら良いのでしょう。空間の使い方が素敵で窓枠が額縁のように景色を切り取ったように見えます。
清津峡
予約していた15時より少し前には到着することができました。
前を走っていた車は予約をしていなかったのでしょうか。案内の方と話したあと引き返していきました。
(清津峡渓谷トンネル入り口)
 
日本三大峡谷のひとつ清津峡は全長750メートルのトンネルを歩くと最奥部にある半円の展望台には水が張ってあります。
水面に映った景色が反射して円状に見えることからインスタ映えスポットとして注目されました。
それ以外にも様々なアート作品をトンネル内に設置されておりますので歩いていて退屈することはありません。
トンネル全体の照明を電球色にして半減し、洞窟の中の暗いトンネルを演出もされており、トンネル内の温度差により色の違った電球が使われているようです。
(いろいろな展望台があります)
(展望台から見た渓谷)
(最奥部の展望台、事前買ったサンダルに履き替えてパチリ
 写真を撮ってくれたお兄様、ありがとうございました)
 
清津峡は思ってた以上に満足でした。
 
道の駅たがみ
清津峡を出ると本日の車中泊場所へと向かいます。
当初は「道の駅南魚沼」を計画していたのですが次の日は新潟市内で「タレかつ丼」を食べようという話になり、新潟市内に近い「道の駅たがみ」まで足を伸ばすこととしました。
このようなところが、きままに旅行できる車中泊の良いところだと思います。
途中、石打ユングパレルナスで入浴を済ませ、昨日と同じ轍を踏まぬよう夕食をとって目的地に向かいます。
見知らぬ土地で入った「どさん子 塩沢17号店」のラーメンと餃子、とても美味しかったです。
20時42分 道の駅たがみ 到着です。
 
其の五 へ続きます。

 

 


初めての車中泊~軽自動車で新潟二泊三日の旅~ 其の三

2023年09月07日 | 旅行

其の二 からの続きです。

車中泊の準備

まだ明るいうちに車中泊の準備をします。
全て妻のDIYになりますがカーテンとプラダンを使った目隠しシェードでプライバシーを確保します。
N-BOXにはフロントシートを後ろに寝かせフラットにするリフレッシュモード、高い荷物を積むためのトールモード、長い荷物を積むためのフロントシートを後ろにリアシートを前に倒したロングモード、リアシートのみを前に倒すユーティリティモードがあります。どれも段差が着いてしまいますが妻はユーティリティモードをフルフラットにしたDIYを施しました。見た目もN-BOXが最初からフルフラットになっているかのように綺麗にできております。
段差が解消されると寝心地が格段に向上します。私の身長173cmの場合、ユーティリティモードでまっすぐに寝ると若干「丈」が足りなくなりますので、運転席と助手席の間の空間に脚を入れ伸ばすことができました。

名立の湯ゆらら

うみてらす名立には、午前10時から午後9時まで営業している日帰り入浴施設「名立の湯ゆらら」があります。ゴールデンウィーク中と言うこともあってなのか、これから入浴される方・入浴を終えて清算される方で受付の前は並んでいました。

大人700円の入浴料で受付を済ませ中に入ってみると、受付前の列から想像していた混雑は無くゆったりと入浴できました。
全国有名温泉の湯と銘打った内風呂も良いのですが、日本海を眺められる展望露天風呂があります。

(夕方前の 名立の湯ゆらら 入浴客が海を眺めています)

入浴を終えれば駐車場も空いてくるのかと思い車に戻ると駐車場は満車状態でした。
このまま、食事をとりに外に出てしまうと駐車できなくなるかもしれません。
道の駅の近くににコンビニなどがあればそちらで食料を買うこともできるのでしょうがそれもできないようです。
事前に食事を取っておけば良かった、スーパーなどでお弁当を購入すれば良かったと考えても後の祭りです。
初めての車中泊でそこまで考えがまわりませんでした。
今夜は食事抜きかと覚悟しましたが、幸い道の駅クロス十日町で朝食用のパンを買っておりました。
自動販売機はありますので飲み物を購入し夕食を凌ぐことができました。

初めての車中泊

お風呂に入り、質素な夕食をとってコーヒータイムを取るとあっという間に夢の中に入りました。
寝るまでの間、軽自動車の中で過ごせるのかという懸念は考えすぎだったようです。
旅の疲れも出たためかあっという間でした。

(完璧に熟睡しております)

ドライブの間水分をかなり取っていたので2回ほどトイレに起きました。外に出るときはどうしても電動スライドドアの音がしますので妻を起こしてしまいます。
未だ薄暗い午前4時に起床し外に出てみると、うみてらす名立の物産館、健康交流館の隣にはホテルが併設されているので宿泊客専用の駐車エリアがあります。一方、一般の駐車場エリアにはキャンピングカー、車中泊仕様のワンボックスカーなども多く見られます。中には目隠しも何もしない普通のセダンに寝られている方もいるようでした。私の後ろには非常に興味を引く車が停まっています。軽トラックに幌をかぶせて車中泊されているようです。YouTube青森の小野さんが乗られているバグトラックではありません。もしかすると自作のキャンピングカーなのかもしれません。兵庫ナンバーで私たちより少しだけ年配のご夫婦でした。話しかけたかったのですが迷惑かと思いやめました。

6:58 出発です。道の駅うみてらす名立さん、ありがとうございました。

其の四 へ続きます。

 

 


初めての車中泊~軽自動車で新潟二泊三日の旅~ 其の二

2023年09月06日 | 旅行

其の一 からの続きです。

越後妻有里山現代美術館

続いて越後妻有里山現代美術館へ向かいます。

美術館はコンクリート打ち放しの壁で覆われた正方形の建物です。建物の中央には、階段とコンクリートの柱で囲まれた正方形の池があります。 この正方形の池はどこか幻想的な雰囲気が漂っております。

どこかで見た風景だと思ったら映画「すずめの戸締まり」の冒頭に出てくる廃校の風景を思い出しました。

ただ声も無く見入ってしまいます。

先ほどお昼を食べたばかりなのですが、せっかく良い風景ですので何か食べたくなりました。

見入ってしまっているはずなのに何故でしょう(^^;

ここでは棚田のお米から作られたアイスをいただき、今日は美術館を最後に一旦十日町を離れます。

(カッチカッチのアイスで暖めながら食べました)

美術館を出て車にもどります。明日は清津峡を予約しておりますのでまた戻ってきますが十日町とはしばしのお別れです。

柏崎 恋人岬

十日町から252号線を北上し日本海へと向かいます。

1時間少々走ると、久しぶりの日本海が見えてきました。

恋愛成就のパワースポット、日本海を一望できる景勝地「恋人岬」を目指します。

午後4時頃の到着となったため観光客もまばらです。

日本海が絶景なのですが展望台の整備が良くされております。 「愛の鐘」と「アモーレ像」が設置されており、ここで恋人達は3回鐘を鳴らすのだそうです

歩いていても、モニュメントが沢山あり楽しみながら散歩することができました。

近くにはお土産も買える無料休憩所もあり休むことができます。

店内に入れたのですが、残念ながらすぐに蛍の光が流れ営業時間終了となってしまいました。

恋人岬は夕日の絶景ポイントにもなっているのですが、未だ時間が早いので道の駅うみてらす名立で観ることとして出発します。

青海川駅

恋人岬から少し走ると青海川駅があります。

真田広之、桜井幸子出演のドラマ「高校教師(1993年)」の最終回のロケ地となった場所です。

青梅駅はロケ地としてだけではなく日本海に最も近い駅として有名な絶景スポットです。

ここから見える青い空と青い海を見ていると心が落ち着くような気持ちになります。

「高校教師」ではなくとも黄昏時にホームに立てば沈む夕陽がロマンチックに映ることでしょう。

青海川駅を後に最終目的地となる「道の駅うみてらす名立」へと向かいます。

今までいろいろな道を走ってきましたが、これだけ海を見ながら走れる道を通ったことがありません。

山の中で暮らしている私たちにとっては新鮮な感覚です。

 

道の駅うみてらす名立

40分ほど走ると うみてらす名立 に到着しました。駐車場は満杯です。

その前に道の駅で腹ごしらえと思っていたら、既に食堂は終わっておりました。

時間は17時30分、もうすぐ夕陽が見られるはずですなので、夕陽を見たら上越に戻りレストランにでも入ろうかと思います。

だんだんと日が暮れ海沿いには多くの方が夕陽を見ています。

この時間に駐車場が満杯なのがわかったような気がしました。

これだけ海と一緒にいられた時間は今までなかったのではないかと思うほど景色を堪能させていただきました。

まだ駐車場が満杯なので先にお風呂に入ることとします。

其の三 へ続きます。


初めての車中泊~軽自動車で新潟二泊三日の旅~ 其の一

2023年09月05日 | 旅行

前書き からの続きです。

出発♪

2023年5月3日

旅行当日

今回の車中泊は基本全て外食で考えておりますので、ポータブルバッテリーは持って行きません。

というよりも、持っておりませんでした(^^;

この日の予報は最高気温21度、最低気温6度くらいですので、暖房器具もエアコンも必要ない車中泊に恵まれた気温です。

朝6時妻のN-BOXに乗り込み出発、磐越自動車道の安田ICを降り十日町を目指して国道290号線を走ります。

すると、ここで対向車がパッシングをしてくれました。

しばらく行くと青の制服に身をつつんだ方々がお仕事をされております。

妻の運転でスピードは出しておりませんでしたが対向車の方に感謝です。

N-BOX Custom L

N-BOX Custom Lはノンターボでも高速道路から一般道まで軽快に走ってくれます。

VTECエンジンS07Bを積んでおり少し高回転型なのでしょうか。

普段使いには問題ないというよりも、私はこのエンジン好きです。

N-BOXの乗り心地は柔らかめで、クルーズコントロールが標準で装備されており長距離ドライブでも疲れませんでした。

 

クルーズコントロールは一般道での使用は推奨されておりませんが、N-BOXは前車が止まると適度に間隔を開け自動で止まってくれます。前車が進んだとき、ちょっとだけアクセルを踏むと進み出し適切な間隔を保ちながら前車に付いて行ってくれます。

ただ、前車がいなくなると設定した速度になるまで必死になって加速します。もう少しゆっくり加速してくれても良いのにと思ってしまいます。また、ガソリン容量も27リットルと少ないため頻繁に給油する必要があります。燃費は良いのですが2泊3日の旅行では毎日給油しておりました。

途中、道の駅漢学の里しただで休憩をとり、美味しいプリンとコーヒーをいただき十日町へと向かいます。

(プリンが長距離ドライブの疲れを癒やしてくれました)

十日町

正午には予定通り十日町に着くことができました。

道の駅クロステン十日町は地図で見ると中心市街地に近いなと思っておりましたが、本当に市街地にありました。

(町の中にある道の駅 クロステン)

私の感覚では道の駅は郊外にあるものと思っておりましたので町中の道の駅は新鮮な感覚です。

当日は商店街を歩行者天国にした着物まつりが行われ賑わっておりました。

多くの方が着物を着て歩く姿は日本人の心に響きます。

クロステンでは美味しそうなパンが売っていたので、明日の朝食にと購入いたしました。

このパンが初めての車中泊の福音となりました。

お腹がすいたので十日町お惣菜定食がある「十日町産業文化発信館 いこて」に向かいます。

いこての外観は木で作られた雪国らしい「かまくら」を連想させますが、かつて十日町の風物詩だった雪よけの軒下空間・雁木(がんぎ)を再現しているそうです。

(「いこて」に向かう人々、混んでます)

お昼時でもあり、人気店でもあるのでしょう。20分ほど待つと中に入ることができました。

十日町の食材で構成された惣菜プレートは地元の人間ではないのですが、懐かしい味に包まれ美味しくいただくことができました。

其の二 へ続きます。


初めての車中泊~軽自動車で新潟二泊三日の旅~ 前書き

2023年09月04日 | 旅行

はじめての車中泊旅は2023年のゴールデンウィーク。夫婦二人で新潟方面を旅行してきました。

思い出しながらの旅行記になりますが興味があればお付き合いください。

***

車中泊、はじめに興味を持ったのは私でした。

特に軽自動車で車中泊なんてできるのかと驚きながら一人でYoutubeを見ておりました。

はじめは「クーピーチャンネル」さん・「ケンキャン」さん・「青森の小野」さんなどをFireTVで見ておりました。

一泊くらいなら私のアクセラはトランクがフラットになるので車中泊できるのではなかろうか。妻が旅行の時にでも一人で車中泊に出かけようなどと考えておりました。

車中泊旅行、考えただけでもなんかワクワクします。

するといつの間にか妻も一緒にYoutubeを見始め、私が見ていないときでも「あいたの」さんをチャンネル登録し見入っております。

そんなとき、今年のゴールデンウィーク旅行について妻から「私の軽自動車で車中泊しよう!」と驚きの提案が。

そもそも一人で車中泊するしかないと思っていたので異存はありません。

ただ妻の愛車は荷室がフルフラットにはならないHONDAのN-BOX Customです。

この車で寝泊まりなんかできるのかと思っていたら、妻得意のDIYがはじまりました。

気づいてみるといつの間にかN-BOXがキレイにフルフラットになっております。

(ぐっすりと寝ている私 zzz)

私は奧野信之著「旅ノート・散歩ノートのつくりかた」(※1)を読み始めていた頃で、さっそく旅行計画をつくり始めました。

今回のテーマは「海を見ながらのドライブと車中泊」です。

目的地は難なく新潟県に決定し

・一泊目の車中泊は「道の駅うみてらす名立」

・できれば上越まで行きたい

・十日町は芸術の町として面白そう

・新潟の観光スポットと言えば清津峡でしょう

・二日目の車中泊は「道の駅南魚沼」もしくは「道の駅たがみ」

と、旅行の概要がまとまってきました。

初めての車中泊旅 軽自動車で新潟二泊三日の旅 其の一 へ続きます。

 


(※1:奥野信之氏はベストセラー「情報は1冊のノートのまとめなさい」の著者でもあります。この本は書店で見かけ、いつか読みたいと思っていた本です。同じ著者とは知らず読んでいたのです。