◆ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)を知っていますか? この病気は、慢性気管支炎または肺気腫とも呼ばれています。いわゆる「たばこ病」で、主にたばこが原因で、肺や気管支が炎症を起こしてしまう病気です。COPDは、正しく呼吸ができず、せきやたん、息切れなどがおこる、とても苦しい病気です。治療方法はありません、酸素呼吸器に頼る毎日になります。
残念なことに、一度発症すると元の健康な肺には戻れない、不治の病です。なので、治療は病気の進行を防ぐことと、症状を和らげ生活の質(QOL)を上げるために行います。
●COPDの日本人はどれくらいいるの?
これまでの調査によると、なんと日本人の40歳以上の10人に1人、75歳以上の5人に1人にCOPDの疑いがあるとわかっています。中年以上に特に多いようです。そこまで知名度のある病気ではありませんが、COPDで亡くなる人は、日本では毎年2万人近くおり、死因の第9位となっています。しかし年々増加傾向で、2020年までには第3位になると予想されています。こうなると相当深刻な問題です
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