このところ、二尾で300円で売られていたサンマ。一尾100円を超える値段で買うものか、と思い、臥薪嘗胆の日々。明けない夜がないごとく、サンマの値が下がらない日はない。晴れて二尾200円の日を迎え購入。この秋、私にとっての初サンマである。
食べ終わった後の骨はゴミ箱の底深くに隠す。でないとケメ子が漁る。そう言えば、今、仲里依紗が出てるウーバーイーツのCMにサンマを奪って逃げる泥棒猫が出てくる。まるでウチのケメ子である。あのCMは「どら猫編」ということだ。「サザエさん」の主題歌でもお魚をくわえるのはどら猫である。普通は、野良猫≑どら猫だと思うのだが(母音は同じである)、ウチの場合は、飼い猫=どら猫である。ケメ子が狙うのは魚だけではない。昨日も、ケメ子が食料保管庫の下に手を突っ込んでいたが、
取ろうとしてるのはG駆除用のコンバットである。Gを引き寄せる臭いにGより先に猫が反応しているのである。決してケメ子の手の届かない奥の奥に置いたからケメ子がGの身代わりになる事態は避けられたが、まったくもってあきれはてた猫である。だから、キッチンのシンクなどは入り放題。万が一、私が舐め損なった皿があるものなら、代わりにケメ子が舐める。じゃ、いいじゃん?よくない。猫にとって毒のタマネギ味が残ってるかもしれないし、そうでなくても人間用のゴハンは猫には味が濃すぎて腎臓に負担になるのだ。だから、これまではアルミ箔のレンジカバーでシンクをフタしていたのだが、最近は、それをとっぱらう技を覚えて役に立たなくなった。だから、今日は、ホームセンターですのこを買ってきて、レンジにかぶせてみた。
寸法はちょうどいい。果たして効を奏するだろうか。まったく、すのこを風呂場でなくて台所のシンクに使うなんざ聞いたことがない。だが、実在する。それがわが家である。
昨夜、寝ている間に胃痛で目が覚めた。何が原因だろう?サンマに併せた大根おろしだろうか?大根おろしは身体にいいはずだが、食べ過ぎると胃酸過多で胃痛の原因になるらしい。あるいは、次から次へと課題の見つかる奥地の家のせいだろうか?それとも、飼い猫なのにまるで野良猫なみにやんちゃなウチの猫どもがもたらす気苦労のせいだろうか?