短音階においては、すべて「ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ♯・ラ(和声短音階)」に聴こえます。
例
ピアノで下記の短音階を弾くと
「ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ♮・ド(和声短音階)」(ハ短調:c moll)
このように
「ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ♯・ラ(和声短音階)」
と聴こえます。
もちろん、旋律短音階や自然短音階で奏でられれば、その種の短音階で聴こえます。
相対音感を端的に言うと、音と音の間の割合を判断して、音を判別する音感です。相対的に音を聴き、判断していくのです。
移動ドとは、すべての長音階が「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」に聴こえて、常に始めのドの音が移動します。
アリサカスクール 目黒・上越(声楽・ピアノ・イタリア語・英語の教室)