テノール歌手 有坂まさよしです。
アリサカスクールを東京都目黒区と新潟県上越市で経営しています。
サンケイリビング新聞社 東京リビングプラス LIVING 2022.11.25号にアリサカスクール 東京都目黒区教室が掲載されています。
arisakaschool.comで検索。
バイエル教則本をただただ速く弾くような、無味乾燥的な演奏を耳にすると…疑問が心に。もっとカンタービレに演奏してほしいものだなと…ときどき…よく感じます。
日本のように多くのことがスピーディーに、スムーズに進むことも良いと思うニャ。ただ、時間と手間などをかけて穏やかに進むのも良いと思うニャ。そうすれば天才や秀才が多く生まれる…なんてニャ。
イタリア人の時間の捉え方は非常にゆったりとしているものだなと思うと同時に、“Chi va piano, va sano e va lontano. ”の精神だなと改めて思ったニャ。…
その時、先生は「20代はまだ子供だよ。30代になってようやく大人になろうとする。そして、40代で大人になり始める。だから、今は落ち着いてしっかりと学びなさい」と言っていたニャ。…
その先生との音楽レッスンが終わって少し談笑していた時に、ふっとした時に、自分が「日本では20代はもう大人ですので、様々なことを完璧に実行できるようになりたいですね」のようなことを言ったニャ。…
エトス論では、ドリア調とフリギア調は青年の教育に適しているなどの音楽に固有の性格を与えているところが非常に画期的であったと感じます。
年齢や時間の捉え方について考えた時、イタリア留学時代のイタリア人の先生の話していたことを思い出すニャ。…
古代ギリシアの音楽のエトス論…興味深いですね。
何度読んでも興味深い本は変わらず興味深いですね。ダンテの神曲…良い。