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おはようございます!プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
昨日、3/7(月)、僕が部長を勤める東京都中小企業診断士協会中央支部ビジネス創造部主催の「実践的!アドラー心理学セミナー」が行われました。
多くの方々が集まり、そんな中で昨日は驚きだったのが、結構成功者の方も申し込まれていたことです。
「社労士・診断士として成功し、人も雇って素晴らしい仕事をされている社労士・診断士の女性診断士の方」
申込みはされていましたが急遽これなくなってしまった方では、「多くの士業家を雇い、パートナーとして契約し、経営コンサル会社を経営する有名な女性診断士の方」など。
そして、一番の驚きは、元中小企業診断協会副会長(※当時は中小企業診断士の全国トップの役職)、東京都中小企業診断士協会の元会長のご経験者で、今、おそらく我が協会で最も多くの受講生・弟子を輩出している最高クラスの大重鎮のK先生がお見えになったことです。
ふつう、ここまでの大重鎮の先生が東京協会や中央支部自体でやる大きなイベント以外の、小さなセミナーイベントにご参加されることはあまり多くありません。
昨日のセミナーの講師の磯山さんが、セミナーの前の日に、K先生の講演を聴講しにいき、その際に翌日の磯山さんのセミナーがあるのを聞いて、「じゃあ、私もいこうか」と言っていただいて、本当に来てくれたという感じだそうです。
単なるリップサービスでいったのではないところがすごい!
僕自身は磯山さんから聞いて、ほんとに来てくれるのかなと半信半疑でしたが、圧倒的後輩との約束も守る!失礼しました。
大物の先生らしく、いつものように、高そうなコート、高そうなスーツ、高そうな手袋(笑)に身を包みながらも、偉ぶることなく、自然に席に着き、また若手が多いその会場の雰囲気に合わせて静かに研修が始まるのをお待ちになっていました。
そして、磯山さんのセミナーがはじまりました。
磯山さんは、東京協会中央支部の次期総務部副部長であり、一年目診断士表彰や中央支部 オブ・ザ・イヤーの最高賞受賞者であり、また我がプロコン塾、売れプロで一年間鍛えた中小企業診断士でありますが、まだ診断士3年目の若手。
またまだ企業内診断士でもあり、講師登壇経験はほとんどありません。
そういう中、チャンスを与える意味での講師登壇でもありましたが、「どうどう」と落ち着いて、「しっかりした知識」に裏づいた、「自分のシュールなキャラ」をいかした、よい講演を確かにしていました。
良かったと思います。
その際に、実行委員である僕が着目していたのは協会屈指の大重鎮、K先生の聞く姿勢です。
中小企業診断士歴30年。協会のトップ経験。素晴らしい年収で御稼ぎになった実績、最も多くの受講生を育ててきた大先生。
その大先生の診断士30年記念パーティーには数百名が集まるようなそういう大先生がです。
すばらしい聴く姿勢なのです。
「講師の話に深く、大きくうなづく」
「ポイントポイントで膨大なメモをとり、情報を補完する」
「演習では自分の子供より下のような診断士と一緒に真剣に語り掛ける」
「それらを自然に、目いっぱいの姿勢で行う」
もちろん、普通に基本的な受講姿勢なのですが、それが徹底できない人がどれだけ多いか。
まさに、「映像にとって、多くの若い診断士たちに見せたい」と思うような姿でした。
しかも、「自分の子供の様な年、自分の診断士歴に10%にも満たない、まだ成功を勝ち取っていない講師の話」とはみじんも感じさせない、素晴らしい姿勢だったのです。
僕は自分もパソコンで完璧な講義の備忘録をとりながらも、それらをみて、「だからこの先生は成功してきたのだろうな」と思いました。
中小企業診断士としての成功は「圧倒的なコンサル力」、「圧倒的な講師力」、「圧倒的な営業力」、「圧倒的なブランディング力」などだけで得られるわけではありません。
こういう「上質な学びの姿勢」、「何かを感じ取り、吸収する力」、「話し手への気遣い」があって勝ち取れるものなのだと。
講義終了後、20:45からという遅い時間からスタートする懇親会でも大先生K先生は素晴らしい「たたずまい」をされていました。
僕は主催者、ホストの代表なので、位置取りを考え、今回、講師磯山さんが主役なので、彼に上座の大先生のK先生の右隣に座ってもらい、僕は磯山さんの右となりに座り、そして僕の右斜め前に成功する女性社労士・診断士の先生に来てもらって、みんなに配慮できる席に座りました。
そして、K先生の左となりには、僕の一番弟子で20代美女子、僕の次の次期ビジネス創造部長の子に座ってもらいました。
彼女なら最高のフォローを僕の代わりにきっとやってくれるからだし、むさくるしい男2名でK先生を囲むより、素敵だからです。
K先生は自分の子供やそれより年下の中小企業診断士たちに、自分が経験してきたこと、そしてよいと思うことをやさしく、しっかり話をしてくれていました。
一方的に話すことなく、彼らの話もしっかり聞きながらお話されていました。
また、昨日の懇親会は僕のプロコン塾や受験指導時代からの受講生、弟子も多かったのですが、それもあってか、僕が他の方と話していて聴いていないと見える場面でも「青木先生は素晴らしい」、「彼は特別だ」、「こういうところが学ぶべきところがある」と僕についても本当に立ててくれていました(K先生、聞いてましたよ(笑))。
これは後輩や弟子を持つ僕にとってどれほどうれしいことか。そして、僕を慕ってついてきてくれているうちの後輩や弟子にとって、どれだけうれしいことか。
そういうことをK先生は分かってらっしゃるのです。
僕自身もK先生と比較すれば子供以下くらいの年齢でしょう。そういう診断士を何度も誉めたりすることができない年輩の先生も多いと思います。
全然、そこが違うのです。
そしてしばらくすると、当然のことが起きました。
全員がK先生の話に聴き入っているのです。
押しつけがましくではなく、おおきな声で場を支配しようとすることなく、自然にです。
こういう雰囲気、たたづまいは誰でも作れるものではありません。
K先生は10:20くらいに「それでは私はこの辺で」とそっとお帰りになりました。
若いみんなに気をつかわれたのだと思います。
僕はホストとして、居酒屋の玄関までお見送りにでましたが、ふと振り返ると懇親会参加者のほぼ全員がお見送りにでていました。
そんな中、僕は「今日の主役」の磯山さんに一階まで先生をお贈りする大役を譲りました。
磯山さんのセミナーの報告については別途、うちのビジネス創造部の部員が正式に素晴らしいレポートを書いてくれることと思います。
僕自身は、大先生が魅せたその姿勢を僕のブログでレポートさせていただきました。
こういう姿勢をすべての中小企業診断士が、士業家が、そしてビジネスマンは学ぶべきと思うのです。
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おはようございます!プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
昨日、3/7(月)、僕が部長を勤める東京都中小企業診断士協会中央支部ビジネス創造部主催の「実践的!アドラー心理学セミナー」が行われました。
多くの方々が集まり、そんな中で昨日は驚きだったのが、結構成功者の方も申し込まれていたことです。
「社労士・診断士として成功し、人も雇って素晴らしい仕事をされている社労士・診断士の女性診断士の方」
申込みはされていましたが急遽これなくなってしまった方では、「多くの士業家を雇い、パートナーとして契約し、経営コンサル会社を経営する有名な女性診断士の方」など。
そして、一番の驚きは、元中小企業診断協会副会長(※当時は中小企業診断士の全国トップの役職)、東京都中小企業診断士協会の元会長のご経験者で、今、おそらく我が協会で最も多くの受講生・弟子を輩出している最高クラスの大重鎮のK先生がお見えになったことです。
ふつう、ここまでの大重鎮の先生が東京協会や中央支部自体でやる大きなイベント以外の、小さなセミナーイベントにご参加されることはあまり多くありません。
昨日のセミナーの講師の磯山さんが、セミナーの前の日に、K先生の講演を聴講しにいき、その際に翌日の磯山さんのセミナーがあるのを聞いて、「じゃあ、私もいこうか」と言っていただいて、本当に来てくれたという感じだそうです。
単なるリップサービスでいったのではないところがすごい!
僕自身は磯山さんから聞いて、ほんとに来てくれるのかなと半信半疑でしたが、圧倒的後輩との約束も守る!失礼しました。
大物の先生らしく、いつものように、高そうなコート、高そうなスーツ、高そうな手袋(笑)に身を包みながらも、偉ぶることなく、自然に席に着き、また若手が多いその会場の雰囲気に合わせて静かに研修が始まるのをお待ちになっていました。
そして、磯山さんのセミナーがはじまりました。
磯山さんは、東京協会中央支部の次期総務部副部長であり、一年目診断士表彰や中央支部 オブ・ザ・イヤーの最高賞受賞者であり、また我がプロコン塾、売れプロで一年間鍛えた中小企業診断士でありますが、まだ診断士3年目の若手。
またまだ企業内診断士でもあり、講師登壇経験はほとんどありません。
そういう中、チャンスを与える意味での講師登壇でもありましたが、「どうどう」と落ち着いて、「しっかりした知識」に裏づいた、「自分のシュールなキャラ」をいかした、よい講演を確かにしていました。
良かったと思います。
その際に、実行委員である僕が着目していたのは協会屈指の大重鎮、K先生の聞く姿勢です。
中小企業診断士歴30年。協会のトップ経験。素晴らしい年収で御稼ぎになった実績、最も多くの受講生を育ててきた大先生。
その大先生の診断士30年記念パーティーには数百名が集まるようなそういう大先生がです。
すばらしい聴く姿勢なのです。
「講師の話に深く、大きくうなづく」
「ポイントポイントで膨大なメモをとり、情報を補完する」
「演習では自分の子供より下のような診断士と一緒に真剣に語り掛ける」
「それらを自然に、目いっぱいの姿勢で行う」
もちろん、普通に基本的な受講姿勢なのですが、それが徹底できない人がどれだけ多いか。
まさに、「映像にとって、多くの若い診断士たちに見せたい」と思うような姿でした。
しかも、「自分の子供の様な年、自分の診断士歴に10%にも満たない、まだ成功を勝ち取っていない講師の話」とはみじんも感じさせない、素晴らしい姿勢だったのです。
僕は自分もパソコンで完璧な講義の備忘録をとりながらも、それらをみて、「だからこの先生は成功してきたのだろうな」と思いました。
中小企業診断士としての成功は「圧倒的なコンサル力」、「圧倒的な講師力」、「圧倒的な営業力」、「圧倒的なブランディング力」などだけで得られるわけではありません。
こういう「上質な学びの姿勢」、「何かを感じ取り、吸収する力」、「話し手への気遣い」があって勝ち取れるものなのだと。
講義終了後、20:45からという遅い時間からスタートする懇親会でも大先生K先生は素晴らしい「たたずまい」をされていました。
僕は主催者、ホストの代表なので、位置取りを考え、今回、講師磯山さんが主役なので、彼に上座の大先生のK先生の右隣に座ってもらい、僕は磯山さんの右となりに座り、そして僕の右斜め前に成功する女性社労士・診断士の先生に来てもらって、みんなに配慮できる席に座りました。
そして、K先生の左となりには、僕の一番弟子で20代美女子、僕の次の次期ビジネス創造部長の子に座ってもらいました。
彼女なら最高のフォローを僕の代わりにきっとやってくれるからだし、むさくるしい男2名でK先生を囲むより、素敵だからです。
K先生は自分の子供やそれより年下の中小企業診断士たちに、自分が経験してきたこと、そしてよいと思うことをやさしく、しっかり話をしてくれていました。
一方的に話すことなく、彼らの話もしっかり聞きながらお話されていました。
また、昨日の懇親会は僕のプロコン塾や受験指導時代からの受講生、弟子も多かったのですが、それもあってか、僕が他の方と話していて聴いていないと見える場面でも「青木先生は素晴らしい」、「彼は特別だ」、「こういうところが学ぶべきところがある」と僕についても本当に立ててくれていました(K先生、聞いてましたよ(笑))。
これは後輩や弟子を持つ僕にとってどれほどうれしいことか。そして、僕を慕ってついてきてくれているうちの後輩や弟子にとって、どれだけうれしいことか。
そういうことをK先生は分かってらっしゃるのです。
僕自身もK先生と比較すれば子供以下くらいの年齢でしょう。そういう診断士を何度も誉めたりすることができない年輩の先生も多いと思います。
全然、そこが違うのです。
そしてしばらくすると、当然のことが起きました。
全員がK先生の話に聴き入っているのです。
押しつけがましくではなく、おおきな声で場を支配しようとすることなく、自然にです。
こういう雰囲気、たたづまいは誰でも作れるものではありません。
K先生は10:20くらいに「それでは私はこの辺で」とそっとお帰りになりました。
若いみんなに気をつかわれたのだと思います。
僕はホストとして、居酒屋の玄関までお見送りにでましたが、ふと振り返ると懇親会参加者のほぼ全員がお見送りにでていました。
そんな中、僕は「今日の主役」の磯山さんに一階まで先生をお贈りする大役を譲りました。
磯山さんのセミナーの報告については別途、うちのビジネス創造部の部員が正式に素晴らしいレポートを書いてくれることと思います。
僕自身は、大先生が魅せたその姿勢を僕のブログでレポートさせていただきました。
こういう姿勢をすべての中小企業診断士が、士業家が、そしてビジネスマンは学ぶべきと思うのです。
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