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皆さん!こんばんは!
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと、青木公司です。
本日、5つ目のブログは、「負けて好きになりました!渡辺棋王・永世竜王 負けて潔く!率直に!オープンにすねる!」についてです。
12月4日、5日。
将棋の最高ランクの戦い、竜王戦がありました。
竜王戦では、竜王戦では天下無類の力を発揮する11期竜王を戴冠した渡辺永世竜王資格者前竜王・棋王と、これを取ると、なんと7冠すべてで永世資格を取る、羽生棋聖が対決し、羽生棋聖が鬼気迫る攻めを見せて、4勝1敗と圧倒。
新竜王・棋聖となり、永世竜王となり、永世7冠と前人未踏の記録を打ち立てました。
僕は羽生竜王・棋聖が1995年に7冠を将棋界で初めて取る数年前から羽生さんのファンでした。
そして、今までもずっと注目していました。
特に今年は、映画化もされた「聖の青春」、アニメ化もされた僕が大好きなキャラクター、二階堂晴信も出ている「3月のライオン」、そして29連勝の藤井聡太氏の登場と話題が多く、僕自身も将棋を小学生以来やり始めた年でした。
そんなわけで、今までは、ネットなどで結果や棋戦のリーグ戦やトーナメント結果だけ見るような感じだったのが、今年は中継なども見るようになってました。
そして、そういう形でより深くみるようになった中、僕がファンの羽生竜王・棋聖もブログは書いてないので、渡辺棋王のブログを数か月前から見るようになりました。
渡辺棋王は、ついこの間までは数多く戦っている中では唯一といっていい、羽生さんに勝ち越している存在でした(※ここのところ、負けが込んで逆転されていますが)。
特に、竜王戦では無類の強さで、2008年、2010年と羽生竜王・棋聖をはねのけていました。
そんな渡辺棋王ですが、今年はやや調子が悪く、勝率も5割を割っていて、正直、そういう部分で面白くないことも多いでしょう。
それでも、ブログは多く更新されていて、普段の自分の感じていることなども書いてあったり、また、対極に臨む気持ちも誠実に率直に書いてあります。
そして、負けた後も、すぐに更新し、棋譜なども載せて、その時、どう感じたのか本当に丁寧に、そして生々しく、率直に書いていて、本当にすがすがしいのです。
今回の竜王戦。
羽生さんの気合と攻めは素晴らしく、まさにこの竜王戦にすべてをかけてきたようでした。
そして最終戦も、2日間の対極の中で初日午後から、もう羽生棋聖が押しまくる展開で、そのままひたすら、おされたような内容で、二日目早い段階でコンピュータの評価値は1000点近く差が出る状況。
そのまま決着したので、渡辺棋王は相当つらかったと思います。
でも終了後の感想戦。
すがすがしく、いつも通り、まるで講師のようにわかりやすく、そして正直に、率直に語っていく姿は素晴らしかったです。
そしてブログもすぐに更新されました。
↓
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/e41132d3efa327f23109a5bdfe774206
これがとても面白いし、好感が持てます。
負けた後なのに、棋譜を見せながら、それぞれの場面での心境が書いてあります。
ブログの中の言葉を抜粋すると
「作戦が破綻しました」
「どうにもならない将棋に」
「大一番でそれに気が付いているようではいけません。練習で知っておけよ、と。最新形を真似たはいいけど大失敗、の典型のような将棋になってしまいました。」
「(初日対極後の夜は)かなり悪いことに気がついてふて寝していました。局面が難しければ悩んで眠れないことはありますが、この日は悪過ぎて緊張感がなく。開封された封じ手を見て、必然の手がしばらく続いてどうにもならなくなりました。2日目午後は投げ場と興行的になんとか夕方までは、と不毛なことを考えていた時間です。」
「誰にも会わずに数ヶ月後に吹っ飛びたい」
「その流れで昨日は一行とは別行動でフェリーで大隅半島へわたって本土最南端などを観光して帰りました。とまぁ、そんな現実逃避をいつまでも出来るわけがないので」
「観光は現実逃避のはずが、昨日は各紙一面だったのでいつもより声を掛けられることが多く、この日だけで「棋王 渡辺明」のサインを20回くらい書いてむしろ失冠を実感しました。」
最後は笑ってしまいました(爆)。
確かに、今までは「竜王 渡辺明」と書いていたのに、傷心の旅行の中、「棋王 渡辺明」って書かされてしまっていては、心休まらないですよね(笑)。
でもすごいと思いませんか?
負けた直後、ここまで自虐的に、かつ、こんなに面白く、かつ知的に。
ブログで全世界に向かって文章を書けるのですよ。
僕は負けたあと、どうふるまうのかが本当に重要と思います。
そして、渡辺棋王のように、率直に、本音で、こういうことを公開できるのは本当にすごいと思います。
最近は羽生竜王・棋聖からタイトルを、佐藤名人・叡王、菅井王位、中村王座が奪い、そしてA級では豊島氏が5勝0敗で首位を走るなど若手が台頭してきています。藤井聡太氏もそうですがポナンザやエルモ、ぽんぽこなどコンピューター将棋を研究した新しい世代が強くなってきています。
それでも、羽生竜王・棋聖だけでなく、渡辺棋王はきっと、また、若手を抑え、羽生竜王・棋聖とともに、将棋界をけん引していけると思っています。
その原動力は人柄だと思います。
がんばってほしいと思います。
それにしても将棋解説も人柄も本当に素晴らしい!
わが中小企業診断士関連のなんかのイベントで講師で呼べないかな?
フィーが安すぎて無理かなあ。
そして、本日、中小企業診断士試験突破できなかった皆さんへ。
乗り越えましょ!渡辺棋王のように楽しく、率直に。
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プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと、青木公司です。
本日、5つ目のブログは、「負けて好きになりました!渡辺棋王・永世竜王 負けて潔く!率直に!オープンにすねる!」についてです。
12月4日、5日。
将棋の最高ランクの戦い、竜王戦がありました。
竜王戦では、竜王戦では天下無類の力を発揮する11期竜王を戴冠した渡辺永世竜王資格者前竜王・棋王と、これを取ると、なんと7冠すべてで永世資格を取る、羽生棋聖が対決し、羽生棋聖が鬼気迫る攻めを見せて、4勝1敗と圧倒。
新竜王・棋聖となり、永世竜王となり、永世7冠と前人未踏の記録を打ち立てました。
僕は羽生竜王・棋聖が1995年に7冠を将棋界で初めて取る数年前から羽生さんのファンでした。
そして、今までもずっと注目していました。
特に今年は、映画化もされた「聖の青春」、アニメ化もされた僕が大好きなキャラクター、二階堂晴信も出ている「3月のライオン」、そして29連勝の藤井聡太氏の登場と話題が多く、僕自身も将棋を小学生以来やり始めた年でした。
そんなわけで、今までは、ネットなどで結果や棋戦のリーグ戦やトーナメント結果だけ見るような感じだったのが、今年は中継なども見るようになってました。
そして、そういう形でより深くみるようになった中、僕がファンの羽生竜王・棋聖もブログは書いてないので、渡辺棋王のブログを数か月前から見るようになりました。
渡辺棋王は、ついこの間までは数多く戦っている中では唯一といっていい、羽生さんに勝ち越している存在でした(※ここのところ、負けが込んで逆転されていますが)。
特に、竜王戦では無類の強さで、2008年、2010年と羽生竜王・棋聖をはねのけていました。
そんな渡辺棋王ですが、今年はやや調子が悪く、勝率も5割を割っていて、正直、そういう部分で面白くないことも多いでしょう。
それでも、ブログは多く更新されていて、普段の自分の感じていることなども書いてあったり、また、対極に臨む気持ちも誠実に率直に書いてあります。
そして、負けた後も、すぐに更新し、棋譜なども載せて、その時、どう感じたのか本当に丁寧に、そして生々しく、率直に書いていて、本当にすがすがしいのです。
今回の竜王戦。
羽生さんの気合と攻めは素晴らしく、まさにこの竜王戦にすべてをかけてきたようでした。
そして最終戦も、2日間の対極の中で初日午後から、もう羽生棋聖が押しまくる展開で、そのままひたすら、おされたような内容で、二日目早い段階でコンピュータの評価値は1000点近く差が出る状況。
そのまま決着したので、渡辺棋王は相当つらかったと思います。
でも終了後の感想戦。
すがすがしく、いつも通り、まるで講師のようにわかりやすく、そして正直に、率直に語っていく姿は素晴らしかったです。
そしてブログもすぐに更新されました。
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http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/e41132d3efa327f23109a5bdfe774206
これがとても面白いし、好感が持てます。
負けた後なのに、棋譜を見せながら、それぞれの場面での心境が書いてあります。
ブログの中の言葉を抜粋すると
「作戦が破綻しました」
「どうにもならない将棋に」
「大一番でそれに気が付いているようではいけません。練習で知っておけよ、と。最新形を真似たはいいけど大失敗、の典型のような将棋になってしまいました。」
「(初日対極後の夜は)かなり悪いことに気がついてふて寝していました。局面が難しければ悩んで眠れないことはありますが、この日は悪過ぎて緊張感がなく。開封された封じ手を見て、必然の手がしばらく続いてどうにもならなくなりました。2日目午後は投げ場と興行的になんとか夕方までは、と不毛なことを考えていた時間です。」
「誰にも会わずに数ヶ月後に吹っ飛びたい」
「その流れで昨日は一行とは別行動でフェリーで大隅半島へわたって本土最南端などを観光して帰りました。とまぁ、そんな現実逃避をいつまでも出来るわけがないので」
「観光は現実逃避のはずが、昨日は各紙一面だったのでいつもより声を掛けられることが多く、この日だけで「棋王 渡辺明」のサインを20回くらい書いてむしろ失冠を実感しました。」
最後は笑ってしまいました(爆)。
確かに、今までは「竜王 渡辺明」と書いていたのに、傷心の旅行の中、「棋王 渡辺明」って書かされてしまっていては、心休まらないですよね(笑)。
でもすごいと思いませんか?
負けた直後、ここまで自虐的に、かつ、こんなに面白く、かつ知的に。
ブログで全世界に向かって文章を書けるのですよ。
僕は負けたあと、どうふるまうのかが本当に重要と思います。
そして、渡辺棋王のように、率直に、本音で、こういうことを公開できるのは本当にすごいと思います。
最近は羽生竜王・棋聖からタイトルを、佐藤名人・叡王、菅井王位、中村王座が奪い、そしてA級では豊島氏が5勝0敗で首位を走るなど若手が台頭してきています。藤井聡太氏もそうですがポナンザやエルモ、ぽんぽこなどコンピューター将棋を研究した新しい世代が強くなってきています。
それでも、羽生竜王・棋聖だけでなく、渡辺棋王はきっと、また、若手を抑え、羽生竜王・棋聖とともに、将棋界をけん引していけると思っています。
その原動力は人柄だと思います。
がんばってほしいと思います。
それにしても将棋解説も人柄も本当に素晴らしい!
わが中小企業診断士関連のなんかのイベントで講師で呼べないかな?
フィーが安すぎて無理かなあ。
そして、本日、中小企業診断士試験突破できなかった皆さんへ。
乗り越えましょ!渡辺棋王のように楽しく、率直に。
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