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2010年3月24日の記事の再掲示 僕への薫陶

2018-04-01 08:41:46 | 成功する最強研修セミナー講師養成講座東京
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皆さん、おはようございます!

プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと、青木公司です。

本日は大阪で二次合格スーパー本気道場通年クラスの講義です。

さて、本日最初のブログは2010年3月24日、そう。8年前の記事の再掲示です。

僕への薫陶。

なぜ、改めてこの記事を載せたのか。

自分が全然できていないからです。

いやー。ブログ書いていてメリットは自分の言葉に気づかされることですよね。

あー、久しぶりにその大先生にお会いしたくなっちゃったな。。。。。

70代半ばになってもまだまだものすごく元気だもん。

その先生。

以下、2010年3月24日の記事
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おはようございます。中小企業診断士の青木公司です。

今、大阪にいます。これから世界的企業のクライアント企業経営者の方々に人事研修を行ないます!とても楽しみです。

さて、本日は「薫陶」のお話をします。

薫陶とは教えを受けることですが、実は訓練を受けるという意味合い、鍛錬を受けるという意味もありますが、においで感じるという意味もあります。

青木にとっても中小企業診断士の中でそういう先生がいます。

実際のビジネス上のことでは関わりはほとんどありません。

しかし、中小企業診断士としての生き方として教えを得ているのです。

穏やかで六十代中盤のその先生は、診断士の重鎮の一人です。

もちろん仕事も現役。中小企業コンサルティングだけでなく、教育事業や、中小企業の枠を超えた企業からも絶大な信頼を得て、コンサルティングを行なっています。

しかし、決して威張ることはなく、穏やかで、己の欲を前面に出さない。

中小企業診断士の全体のことを考え、全体観があり、常にバランスを考え、人への思いやりをかかさない人です。

青木のような若輩者も親密に関わってくれます。

時には時々、ちょっと抜けているおちゃめなところもご愛嬌。信頼感のある先生です。

いつもその後姿を見ながら学ばせていただいています。

そんな先生と先日話をしていた時のこと。

あることで色々思うことがあり、青木は以下のように話しました。

青木「代替案もなく人の意見を否定したり、否定することで存在感を出そうとしたりする人が多いのは悲しいですね。前向きな意見、そしてそれを実現する行動力が大切なのに。」

そうすると先生はにっこり笑って、以下のようにお話されました。

先生
「ほんとうだね。
でも、あおちゃん。それは今のあおちゃん、これから将来のあおちゃんにとって、とても大切な勉強だよ。

世の中にはいろんな考え方の人がいるし、前向きになれない人、行動をする実力のない人もいる。場合によってはそういう意見の中にも正しい意見もある。

あおちゃんはそれらを全部、笑顔でしっかりと受け止め、その上でみんなの心を掴んで、みんなを導く方法を覚えることがこれからの人生で本当に大切なんだよ。

いい勉強ができていてよかったね。」


非常に心を捉えました。

なるほど。

それらは勉強なのだな。

そして、それに余裕を持って対応することが大切なんだな。

そういうことから学び、活かすことが大切なんだな。

相手の心、心情を捉えないといけないのだなと。

そういう薫陶を与えてくれる人たちが周りにいる。

自分の幸せをかみ締めています。

皆さんの周りにもそういう人がいるはず。

感謝して、生きていきましょう。


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僕が子供の頃に読んだ「約束を守ったインディアン」について

2018-04-01 01:33:37 | 青木公司のお奨め本
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皆さん、こんばんは!

プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと、青木公司です。

本日は「僕が子供の頃に読んだ「約束を守ったインディアン」について」です。

僕は子供時代から本を読むのが大好きでした。

これは100%、母の影響ということが言えます。

僕の母は、青森県出身でかなりの大農家出身ですが、子供のころから大家族で農家の仕事などをしながら、本を読むのが本当に大好きだったようです。

本当は大学にも行きたかったようですが、当時は女性で大学に行く人はまれで認められず、泣く泣く、教師になりたいという夢をあきらめたそうです。

だから、母は僕に教師になってほしいという夢があったそうです。

これはなんと、先日、はじめて聞きました。

えええ???全く知りませんでした。

ちなみに僕の小学校一年生から大学に入るまでの夢は「弁護士か三菱商事か三井物産の社員になること」だったし、それは大学に入った瞬間にあきらめ、その後、夢はなくなり、目標として、30歳までは「大手企業に入り、海外に携わる仕事をして、いずれは役員になること」になり、そして、その後、また夢として、「全国を飛び回って、大手企業から中小企業の経営者、ビジネスマンに経営コンサル、講師として、実践的メソッドとモチベーションがあがる話を通して、元気にしたい。」になり、ある程度、かなえることができるようになりました。

そういえば、そこにコンサル、講師として指導しているのは少しは母の夢もかなえたのかな。

そんな母でしたから、母も本を読むのが大好きで、よくたくさんの本を読んでいました。

そして、僕が本当に小さい1,2歳ころから絵本などもよく読んでくれました。

僕が言葉を早く覚え、周りから驚かれるほど、1歳代でぺらぺら話すようになったことも、文字を覚えるのが早かったのも母のおかげだと思います。

そして、父も自衛隊勤務なのでそんなに裕福ではなかったと思いますが、本当にたくさんの本を買ってくれました。

僕は学校や街の図書館で信じられないほど、たくさん、本を借りて読むのにです。

母が買ってくれた本には本当に良質なものが多く、面白く、モチベーションが上がるだけでなく、たくさんの学びがありました。

「野口英世」「エジソン」「ガンジー」「キング牧師」「ヘレンケラー」「豊田佐吉」などの伝記から偉人も最初から偉人であったり、恵まれていたわけではなく、大変な苦労の中から、いかに努力し、成長したか。そして多くの支援者のおかげで、そうなっていったかを学びました。

人は自分で力強く生きる存在であり、また周りに生かされている存在なのですよね。

そして、「ガリバー旅行記」「ハックルベリーの冒険」「スケートを履いた馬」「コンチキ号漂流記」、「ロビンソンクールソー」などを冒険心豊かにわくわくして読みました。

そういう中で、すごく記憶に残っている本の一つが「約束を守ったインディアン」です。

話のあらすじは、オナワンダという少年インディアンが、白人の神父に救われて、必ずいつかそのお礼をするという約束をします。

そして、その白人の神父の幼い子供兄妹が悪いインディアンの部族にさらわれたとき、オナワンダがその兄妹をたった一人で命がけで助けに行くという話だったと思います。

その悪いインディアンの部族から兄妹を助けることもとても大変だったのですが、最後、逃走する中、ジャングルでおそろしい巨大なピューマに襲われます。

オナワンダは、もっていた小さなナイフ一本で、その巨大なピューマと戦い、大けがをしながらもピューマを仕留めます。

そして彼はその兄妹を白人神父に送り届け、絶命します。

見事に約束を守って。

その悲しい結末に僕自身の小さな胸も大きく傷つきましたが、本当に大きなものを手に入れたのだと思います。

恩人にお返しをする素晴らしさを。

弱きものを助け、強きをくじく崇高さを。

そして、約束を守る大切さを。

今考えたら、本を読むという行為は僕の情操教育として心を磨き、勇気や成長を学び、そして論理的思考力と豊かな情感をはぐくむことに大きな貢献をしてくれたのだと思います。

そういう風に導いてくれた母に感謝しています。

そして・・・・・・。

今考えても。

あの「約束を守ったインディアン」。

本当に名作だったと思うのです。

なぜ絶版?

若草物語のオルコット作なのに。。。

この春の大阪のホテルでぼくはそんなことを深夜に考えているのです。




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