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皆さん、おはようございます!
プロ研修講師・プロコンサルタント・東京都中小企業診断士協会理事・事業開発部長の青木公司です。
本日は、産業の労働組合が集まって作ったユニオン・ネットワークの幹部の方々の研修講師です。
「労働組合を取り巻く環境と今後の期待される組合運営とは」人事制度の変遷と会社と労働組合の関係の変化も踏まえてというテーマで行います。
終了後は、組合幹部の方々と懇親会です。
さて、本日最初のブログは「会社経営陣、上司、組合員に知ってほしい!労働組合の幹部の方の凄さと偉さについて」ということについてです。
労働組合の幹部の方々はとても偉い人たちです。
偉いというとその役職が偉いのかと思う方もいるでしょう。
ある意味、役職も立派かもしれません。
違うのです。
非専従の労働組合の幹部の場合、ほぼボランティアで会社との交渉、交渉のための準備、組合員のための会合の準備や会合、イベントの準備などを行っているのです。
工数が非常にかかります。
また、ケースによっては組合員のため、会社に厳しいことを伝えないといけないこともあります。
会社や組合員のためとはいえ、会社や経営陣にどう思われるのか怖いでしょう。
また、上司や同僚の中にはネガティブな印象を持つ人もいるかもしれません。
平日夜、土日に自分の組合のため、またほかの企業の組合の為、地域のために時間を取られ、家族や恋人にどう思われるのかを気にしないといけません。
そういうことを乗り越えて、組合員のため、会社のため、そして自分の将来のために、学び、働く人たちなのです。
偉いでしょう。会社の経営陣、会社、上司同僚、そして世間の方、ぜひ、感謝してその感謝の念を伝えて下さい。
その称賛、感謝が組合幹部のモチベーションにつながり、さらなるレベルアップや大きな成果獲得につながるのです。
また組合活動を通して、経営のノウハウや会社の情報、社内の多くの組合員や幹部、将来の幹部、そとの企業の情報を学び、人脈を付けていく組合幹部は間違いなく、将来のリーダーの資質やノウハウを身に着けていきます。
また今の時代、会社と対決するのではなく一緒に会社経営力向上や課題解決に取り組むのが組合幹部です。
すごい人たちという事で積極的に付き合い、そして処遇していきましょう。