相手を論破したら、勝利したことになるのか！

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皆さん、こんにちは。

プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。

本日は「相手を論破したら、勝利したことになるのか！」ということについてです。

会議や交渉時というのはビジネスの場面においては非常に多いですよね。

そういう場面において、自分の考えや自分にメリットが大きい方向に導きたいというのは誰しも考えます。

そして、そのためには相手を論破しないといけないと考える人は多いと思います。

「相手の意見の矛盾点を徹底的につき、相手の意見を叩き潰す！」

「自分の意見の正当性を理屈で徹底的に理論武装し、相手を追い込む！」

「相手を強い姿勢で揺さぶり、反撃を許さない！」

「圧倒的な自分の発言量で相手に発言させない！」

「権力者の意向を盾にして相手に反論させない！」

「己の権力とポジションをベースに強引に押し通す！」

そういうことで相手が反論をやめ、だまさせ、屈辱にまみれた表情でいるのを爽快に思い、自分の意見は通ったと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

あきまへん。

これでは成果が出ません。

論で突破してもだめなのです。

相手が本当に理解し、そして、相手の気持ちに配慮し、それをやってみようと思わなければ、結果、のちに協力を得られなかったり、後で反発されたりするからです。

強引な突破だけでは成果は得られない。

北風と太陽なら太陽でいくべきなのです。