中小企業診断士・人気プロ研修講師・コンサルタント・人気プロコン塾売れプロ塾長あお先生こと青木公司の元気が出るブログ

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ご逝去された巨星、元東京都中小企業診断士協会元会長、全国会副会長中村正士先生とのお花見の思い出

2016-08-03 14:27:59 | Weblog
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こんにちは!

プロ研修講師。プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。

本日2つ目のブログです。

また、中小企業診断士界の巨星が亡くなりました。

元東京都中小企業診断士協会の会長で全国組織の副会長もされた三多摩支部の中村正士先生がご逝去されました。

大変残念です。

三多摩支部長→東京都中小企業診断士協会副会長→会長→中小企業診断協会副会長

歴任された中村先生は、普段は穏やかで気さくなお人柄で、いざというとびしっとしたところをみせるリーダーだったと思います。

中小企業支援のプロとして、まさに中小企業診断士の道を貫いた方だったと思います。


もちろん、いろんな機会で中村先生とはご一緒させていただくことが多かったのですが、僕が一番記憶にあるのは、2008年3月にお花見を企画した時のことです。

僕は2004年12月合格、2005年3月登録だから中小企業診断士取得から丸3年経った頃です。

僕は2007年に4400名の中小企業診断士が属する東京都中小企業診断士協会が「同世代の若手の横のつながりを強化し、若い中小企業診断士のモチベーションを上げる」という目的で発足した、東京協会会員部主管の「同世代会」のコアメンバーとして、もう一名の中小企業診断士とともに選抜され、その同世代会幹事会を持ち上げ、同世代会の活動を行っていました。

それまで仕事面では、多くの大手企業の研修講師、東京リーガルマインドのリーダー講師、中小企業の顧問コンサルなどを行っていた僕ですが、東京都中小企業診断士協会の同好会、マラソン同好会代表を除けば、初めての東京都中小企業診断士協会実施の大きなプロジェクトへの参加でした。

初回の秋の同世代イベント、20代、30代の同世代会対象者は650名しかそもそもいない中、なんと100名近くを集め、驚異的な盛り上がりをみせた同世代会は、今では「企業内診断士交流会」として、存続しています。

そして、秋のイベントが終了した後、行った12月のパーティーも50名近くが集まり、非常に大きなムーブメントとなっていました。

ただ、協会オフィシャルな会合だと、また今度、秋口に会合がなってしまうので、会が冷えるので、青木の提案で、非公式な会として、3月に会を催すことにしました。

それが「同世代会お花見」です。

そう。単なるお花見(笑)。

20代、30代の同世代若造だけの会なのですが、せっかくなので、青木の発案で、東京都中小企業診断士の偉い先生たちにも声をかけることになりました(笑)。

東京都中小企業診断士協会の会長、副会長、支部長に(爆)。

「若手の花見の会にきてくれ!」

今考えるとぶっ飛ばされそうな失礼な話ですが、東京協会の事務局の方にお願いして、打診頂いたところ、快く何名もの方が来てくれることに!

逆に「なぜ、もっと早く誘わない!早く声掛けしてもらったら都合が付けられたのに」と逆にうれしい理由で怒られたりしました。

若手20名。そこに加わったのは

4400名の東京都中小企業診断士協会副支会長2名(うち1名が亡くなった中村先生、もう一名が亡くなった杉本先生)


それ以外にも

中央支部支部長(のちの東京協会会長)
東京協会会員部長(のちの東京協会副会長)
中央支部副支部長
当時は三多摩支部地域支援部長(現三多摩支部支部長)

そうそうたるメンバーでした。

そのとき、若手で参加の僕が現東京協会役員事業開発部長になり、現東京協会役員広報部長もその場にいたので、時代はかわりますね。


お花見まで、ブルーシートや買い出し、当日の企画、ナイスな二次会場所確保など万全の準備をして、いざ、会場の代々木公園へ!!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・曇りだったのですが、準備始めた瞬間。

大雨でした(泣)。

早くいって準備を始めた僕ら実行委員は焦りましたが、雨が降った瞬間、周辺をいち早くチェック!

太い道路をまたぐ、歩道橋の階段下に雨をしのげるスペースをみつけ、実行委員全員でダッシュ!

もちろんマラソン同好会代表で、当時は今より8kg体重の軽かった僕は先陣をきりキープ!

まず、ブルーシートを引き、濡れない場所を確保しました!!!!

やった!!!!

着々と飲み会の場所をチェック。

しかし、こんな大雨の中、重鎮の先生たちはくるのか。

だって若手のほうが「雨が降ったので行けなくなりました」とか府抜けた若造がぽろぽろいるのです。

ったく最近のわけえもんは。。。。あとで焼きだ!


そんな中、



4400名の東京都中小企業診断士協会副支会長の杉本先生

中央支部支部長(のちの東京協会会長)
東京協会会員部長(のちの東京協会副会長)
中央支部副支部長
当時は三多摩支部地域支援部長(現三多摩支部支部長)



これらの方は来るのですが、中村先生がこない。。。

重鎮の先生方から「連絡場所がおおざっぱで結構わかりにくかったな」。

・・・・確かに。

大雨の中、傘をさして、みんなで中村先生を探しに行きました。


だいぶ、迷われていて大変だろうな。濡れて大変だろうな。もしかするといらいらしているかもしれないなと思いながら。

そうすると、同世代会実行委員メンバーから「青木さん、いらっしゃいましたーーーー。」という声が。

歩道橋の上を大雨の中、中村先生がこちらに向かって歩いてきました。

僕もダッシュでかけよりました。




中村先生。

満面の笑みでした。本当に素敵な満面の笑みでした!

そして僕と向かい合い、目が合うと、全身でそっくり返り、傘を持つ手をたたいてわらいました。

「はははは。迷っちゃったよ―――――。

 よかったーーーーー会えて。」

満面の笑みと大笑いで、その後、僕の手をがっちり握って中村先生はこういいました。

「あおちゃん。君があおちゃんだよね。素晴らしい花見の機会を作ってくれてありがとう。

 今日は本当に楽しみにしてきたよ!本当にありがとう!」と。

がっちり力強い、握手でした。

30分もわかりづらい場所の指示を怒ることも、30分も雨の中を迷ったことを怒ることもなく。

男らしいさばさばした態度。ぐっときました。



その日、大雨でしたが、階段の下で、若手と協会の重鎮で、3時間も語りまくりました。


あのお花見は、重鎮も若手が、本当にいろいろ語り合えた素晴らしい機会でした。

ああいうお花見、もう一度企画したいと言いながら、その後は企画することなく過ぎています。

その後、もちろん、僕も東京都中小企業診断士協会の会員部員になり、2年で副部長になり5年会員部長を務め、2年、事業開発副部長をつとめ、今年から東京協会の役員・事業開発部長になっています。

そういう中で多くの機会で中村先生とご一緒し、そして、いろんなエピソードもあります。

それでも、あの初めて親しく話したお花見のことを、僕は忘れられないのです。


中村正士先生、もう一度、お花見したかったですね。

天国で素敵なお花見してください。今度は晴天の中で。

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