安全をおろそかにすると致命傷に！東京ドームシティーアトラクションズ

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おはようございます！中小企業診断士のあお先生こと青木公司です。

先日、東京ドームシティーアトラクションズでコースターから男性が振り落とされて、即死する痛ましい事故がありました。楽しむためにいった場所で・・・。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110202-00000034-yom-soci

実は安全面で重大なミスがあることが判明しました。

落ちた状況を確認すると

１. 死亡した男性は身長１８０ＣＭ以上、体重１００ｋｇの巨漢だった。

２. 安全バーがきちんとロックされているかはマニュアルでは必ずバーに触って、確認することになっていた。また、それがしまらない大柄な人は乗車を断り、降りてもらうことになっていた。

３. しかしアルバイトは目視のみでバーに触って確認することになっていたその手順をせずに、目視だけですませた。

４. 死亡した男性は、一緒に乗っていた友人に「バーが閉まらない」といっていた。

５. 女子大生バイトがそのまま発車させ死亡事故になった。

担当していた女子大生のコメントによると、なんと、日ごろから目視だけですませていたそうです。なんと死亡事故にもつながる重大な要件をマニュアル以外の行動をいつもしていたというのです。

おそらく、東京ドームシティーアトラクションズは致命的なブランド失墜につながったでしょう。

それより大きいのは、死亡した男性はもう生き返らない。

そのかかわるすべての人が甚大な心の痛みをせおったままいき続けるということです。

問題は２つあります。

１. 会社の安全管理の姿勢
（１）. マニュアルだけでなく従業員教育で１５０％きちんとした安全確認をするように従業員に手順を伝えたか。
（２）. 安全確認を怠って事故が起こった場合の結果について、明確に従業員に伝えていたか。
（３）. 作業内容を抜き打ち検査して、指導、やらない従業員は解雇していたか。
（４）. 従業員のプロとしての意識改革をしていたか。

２. 従業員の問題
（１）. 自分のやっている仕事の意味、重大さをプロとして意識していたか。
（２）. 本当に１５０％マニュアルを守っていたか。
（３）. 大体、目が見えないのじゃあるまいし、１８０ＣＭ、１００ｋｇの体躯をみれば、バーがしまらない可能性があるのは、１５０％わかったはず。一目瞭然。それでも目視しなかったのはなぜか。

です。

こういう安全管理の問題は、怠ると致命的です。

我々も徹底的に注意しましょう。

お亡くなりになった男性に心からご冥福をお祈りします。

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